昨日（03/26）は同室の患者3人（1・無呼吸症候群超イビキ四六時中寝てるおじさん。2・四六時中せんべい喰ってるぼりぼりオジサンの2名が退院。3・新人は手術のためICU）が、いなくなり、久々の個室状態に。というわけで「眠り薬」なしで、ようやく眠れる状態に・・・。
10時の消灯に、「ところで、安藤さんとM先生はどういう御関係なんですか？」と見回りの看護士さんに珍しくプライベートな質問をされたので、「男同士の深い友情で結ばれています・・・」と答えると「そういう御関係だったんですかあ・・・でも、それって、安藤サンの一方的な想いなんですか？」と、私の何気ないジョークが一気にホモ説に解釈されるあたり、さすが軍事施設だなあ・・・と感心しつつ、彼女、超真面目そうなので「いやいや、違うよ、ただの同級生。予備校時代の同期なんだよ」と真実を告げおやすみなさい。
少し うとうとしたところで、先ほどの彼女が、誰かと廊下でもめている。起きて、部屋の入り口から覗いてみると、外国人の女性患者がなにやら悪態をついて暴れている。余計なことをするのもなんだし、見過ごそうかとも思ったが、彼女が手こずっているので、出て行った。
私は、床に崩れている女性患者と同じ目線になるように、しゃがみ込み、彼女の両肩をつかみ「私はアンドウだ。タカと呼んでもいい。どうした？おちついて、私に話してごらん。力になるから・・・」と英語で言う。
彼女、思ったより年増のおばさん。私、ちょっとガックシ。でも迷彩模様の薄手のミニのワンピース。あまり見たくはないが、下着が見えそう・・・。
彼女泣きながら「私はアランよ、実は母が入院していて、言うこときかないし、私に暴言まで吐くの・・・」と。ここまでは理解できたが、あとは早口の英語マシンガントークで理解不能。「とりあえす、お母さんの部屋に行こう。私も一緒に行くから」と彼女を起こし「部屋は何階？」と尋ねた。
ふと気づくと、長屋式アパートの一室。ゴミ屋敷のようにゴミや古着、汚れた毛布や布団が散乱している。
奥の六畳間では、ゴルフ雑誌社長のK山氏と、彼の奥さんが仮死状態で布団にくるまったまま動かない。松葉杖で小突いても何も言わない。
廊下を挟んで向こう側の部屋では、どてら羽織った、オッサン四人がコタツで呑気に麻雀。
そこへ安藤。「おい、ちょっとこの娘、頼むぞ」とけっこうタイプのグラマラスでボブヘアの若い彼女を連れて行く。ブラウスにタイトスカート。
「おう、そこら辺に置いとけ」とひとりのオッサン。私はゴミ山をかきわけ、彼女のスペースを確保。そこに彼女を放り投げ、動いたらアカンよ、と告げ、そこらの古着を彼女にかぶせて彼女を隠す。この時点では自分の行為の理由はわからない。
その隣の部屋に行くと、男女8人がチューハイを飲みながら合コン。こりゃあアカン。もう時間がない、と私は判断し、自分自身も廊下のゴミ山の中に身を隠した。すると、何やら人狩りみたいな連中が続々と現れ、合コンの男女を連れ去った。私はそれをゴミ山の中から薄目を開けて見ていた。
K山の部屋に戻ると、K山は無事だったが奥さんの姿はなかった。麻雀部屋の彼女も無事だった。その時わかったのは、麻雀のどてら4人組は、実は私の仲間で、、要するに、その助けた彼女を守るために、人狩りから彼女をカモフラージュするため、生贄（いけにえ）として合コン男女を集めてきた尖鋭部隊だった。（ここまでディテールの細かい映像は久々です）。
次は、毎度おなじみのブレーキ効かない夢。
以前、所有していたセルシオを運転するのは私。後ろには女優らしき美しい女性、30歳くらい。「彼ったら、もう、オイタ（悪戯）なんだから・・・」と18Kのピアスの柄の部分を取り出してノロケる。が、半分は怒り。
自分のものではないピアスの片割れが、旦那の胸ポケットから出てきたのだ。旦那は名うてのプレーボーイでバテレン。小顔の男だ。毎度の浮気は常習化され、バックミラー越しの彼女の表情にある、笑みの中の怒りの眼差しを、私は見逃さなかった。
その表情が、あまりにも綺麗でもう一度観たくなり、本来は装着されていないはずのビデオを巻き戻そうと運転しながら、操作したところ、車のスピードがグングン上がり、こりゃマズい・・・とブレーキを踏むが止まらず。どっちがブレーキでどっちがアクセルか、まったくわからないパニック状態に。
そして眼前の三叉路では大型の工事用トラックが曲がろうとして、完全に道を塞ぎ、左右には路駐の車がぎっしり列をつくる。幸いにも、明け方で歩行者はいない。場所ははっきり記憶している。子供のころ住んでいた、愛知県安城市里町七曲り付近、井畑団地と石橋団地が交錯するあたりの住宅地の一角。自宅から徒歩3分の場所・・・ああやべえ、今度こそぶつかる・・・というシーンで目が覚め、小便タイム。時刻は3:19AM。やべえやべえ・・・。
（つづく）
