少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1825 暴走都知事にアッパレ

「猪瀬暴走都知事、よくやった!ハイ、アッパレ5つくらいやってください」と拍手しながら張(ハリ)さん風に・・・。
いや〜猪瀬都知事、久々の快挙!よくぞ自ら墓穴を掘ってくれました。抱きしめてあげましょうか?素敵です。


この節電節約、健康志向のご時世に、電力を使う深夜に「電車を24時間走らせ、バスも運行しろ」とは一部の人間だけのために、不必要な電力消費を都が推奨してるのと同じで、さらにタクシー運転手に廃業を迫るようなものである。また、終電に間に合わない理由のほとんどは仕事後の飲食、飲み会であって、要するに「不健康、成人病」の源を増長させることに直結する。
「高齢化の歯止めのため、呑み過ぎて早死にさせるぞキャンペーン」の一環ですと、はっきりそう言えば、それはそれで理解はできる。


しかし、安藤総理は国民総トヨジ化計画で、日没とともに仕事を終え、直帰し、かあちゃんの手料理で晩酌して、8時には寝て、夜明けとともに起きる。
そうすればセブンーイレブンも深夜営業は全面禁止で深夜の強盗もいなくなる。原発もいらない。カラスの生態系も元に戻り、深夜3時に歌舞伎町の上空を飛ぶカラスたちも居なくなる。これを法制化すれば、莫大な医療費も格段に節約できる。それをバカ都知事と来たら、アフォの極みやね。


そして地震大国、放射能漏れの東京へ、意味不明の五輪の誘致。
笑えた。極めて稚拙な誘導尋問にまんまとハメられ、大恥さらしてご苦労さんだ。五輪誘致のためにタレ流した公金すでに75億円。別途で調査団に振る舞ったご馳走や土産などは6億円とも言われている。
朝ズバで、ひさびさに みのもんたがいいこと言った。「もう五輪はイスタンブールにお任せして、残りの予算は、全部、東北の復興予算に回します・・・って猪瀬さん、言えばいいのに・・・」
あわてた女子アナが「そんなことないです」とフォローして、ふためいたカメラが画面を切り替えたがあとの祭り。「銭儲け」のため東京誘致を全面バックアップしている局の連中はさぞや氷ついたことだろう。しかし、みのもんたの発言は、一般人が普通に思っていることだと思う。
あれだけ過剰に東京誘致に加担したマスコミが、今度は、ハメられた猪瀬の揚げ足をあそこまで取るというのもおかしな話だが、中には早稲田の原田宗彦なる教授はニューヨークタイムズに「謝罪広告」を出すべしなどと戯言をコメントしている。猪瀬が自費でやるならともかく、そんなもんまで公費でやられたらたまったもんじゃない。当たった(誘致に成功)ところで、一般人に何の見返りもないギャンブルに莫大な公費を投資する愚は、これを機会に辞めてもらいたい、「金の亡者」どもよ。


ーーーーーーー以下、ネット配信記事転載ーーーーー


猪瀬知事発言 東京招致 痛い減点 誓約文返送、火消し急ぐ

産経新聞 5月1日(水)7時55分配信


東京都の猪瀬直樹知事が2020年五輪招致を争うトルコ・イスタンブールをめぐる発言で謝罪した問題で、東京招致委員会の竹田恒和理事長は30日、国際オリンピック委員会(IOC)の問い合わせに対し、ルール順守を誓約する文書を返送。早急な火消しを急いでいるが、今月から本格化するロビー活動への影響は避けられない。
5〜7月は主要な国際会議が相次ぐ時期。特に5月下旬のIOC理事会、7月初旬のIOC委員へのプレゼンテーションはロビー活動の主戦場となる。それだけに、招致委幹部は「この先はいかに無駄な失点を防ぐかが大事」と神経をとがらせてきた。

 昨夏には、尖閣諸島の購入をめぐる石原慎太郎都知事の発言が一部IOC委員の反発を招いた。今回の猪瀬知事の発言にもトルコの閣僚が不快感を示すなど、海外の印象はよくないようだ。

 スポーツマネジメントに詳しい早大スポーツ科学学術院の原田宗彦教授は「(知事発言を掲載した米紙)ニューヨーク・タイムズに全面謝罪広告を載せてはどうか。新しい情報を発信しないと、知事発言だけがネット上で独り歩きする」と提案。マイナスイメージが広がる前に、手当てをすべきだと指摘する。

 日本オリンピック委員会(JOC)の福田富昭・招致戦略本部長も「公正な立場で招致を争うというわれわれの本意を訴え、票を取り戻したい」と危機感を募らせる。東京が敗れた前回16年招致では、ロビー活動での押し出しの弱さが敗因の一つとされた。本来なら攻勢に出るべき時期に、守勢に回らなければならないのは痛い。
ーーーーーーーー以上ーーーーーーー


みのもんたが言う通り、本当に残りの予算を東北地方の被災された方々に回してもらいたい。調査団に振る舞った豪勢な食事一回分で、どれだけ多くの子供やお年寄りが、温かい食事にありつけることか。もし、その食事をアフリカに持っていけば、どれだけ多くの子供に給食を食べさせたり、ワクチンを接種させてあげられることか。使ってしまったものに関しては、仕方がない。無駄なポスターや旗や広告費や旅費や委員のお揃いの衣装代や靴代や日当や、まだまだ隠し予算は億の単位で残っているはず。権力と闘い、弱者を救うべくペンの立場の猪瀬が権力を握り、負の暴走へまっしぐら・・・としか安藤総理には映らない。裸の王様の実写版とも言うべきか。