少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1897 最後の墓参り

酢橘スダチ
手渡された鶯色の半紙には、そんな文字が印刷され、能書きが書かれていた。
文字までは覚えていない。内容も・・・。
そして、私服警察官に取り押さえられた男が、静かな口調で言った。
「ほんとうに、オレ、逮捕していいの? アンタも、アンタんとこの若いのも、みんな困るでしょ! いいの? ほんとに捕まえちゃっていいの?」
男は、派遣売春の経営者のようだった・・・。
そんな夢を、ひと晩に二度見るなんて・・・。


トヨジ化進行中で4時ジャストに起床。小雨のせいかまだまっ暗。灯りをつけられないので、仕方なく二度寝。次に5時ジャストに起床。薄灯りの中でこれを書く。「酢橘」と売春の経営者逮捕の謎はわからない・・・。


人生百に満たぬと憂うるな、今日の吉祥を慶べ
(本日の、松風庵主の言葉より)
しっかし、本当に一日が早い。もう一年も半分が終わり後半がスタートしようとしている。「光陰矢のごとし 少年老い易く 学成り難し」とはよく言った。あ〜安藤総理の人生も、あと50年を切ってカウントダウンかよ。マジ焦ります。あれも見たい、これも知りたいでエンドレスな好奇心の塊の欲張り野郎。
昨夜は「福山雅治平井堅の関係」「イチローと栗山監督の秘密」「安藤総理のボヤ事件」「鹿児島の黒豚しゃぶしゃぶ」「アルポート症候群(遺伝性腎臓疾患)のメカニズム」「身体障害者手帳の取得方法」「なぜ朝日新聞がアカン警察なのか」などなど、点滴にくる看護婦さんたちに話してあげました 。
みな「安藤総理のような患者さんははじめてです」・・・とうっとり(たぶん)。何でもかんでも尋ねていただければ、知ってることはお応えしますし、知らないことは、テキトーに作り話でお応えします。だから知らないものはないし、「あの男に言うことは、話半分、いや話10分の1で聞いておけ」と言われる所以ですが、信じるか信じないかは、あなた次第、そんなのカンケーねえの世界です。


知り合いの女性の親戚の爺さんがアメリカから来ているそうです。爺さんは日本人ですが、若いころに渡米し、そのままアメリカに骨を埋める覚悟だそうです。年齢的に、今回が最後の里帰りだそうです。祖先の墓参りにみえたそうです。爺さんは最後の里帰りで、親戚や知人友人らを廻り、お別れ行脚をしたそうです。
本日は女性の父親であり、爺さんの兄でもある種彦さんのお墓参りに行くそうです。昼ごはん、なにが食べたいか、爺さんに尋ねても「なんでもいい」と言うだけで女性は困っています。
寿司も天麩羅も日本蕎麦も、もうたらふく馳走になって、爺さんは十分だそうです。どうしたら良いか尋ねられたので、鹿児島の黒豚のしゃぶしゃぶを推薦しました。
かつての職場があった品川駅港南口、東京新聞東京中日スポーツ)にほど近い黒豚屋です。ちょうど、すぐ隣が食肉の卸し市場なので新鮮な黒豚を提供してくれることでしょう。
アメリカへの土産は何がいい?と聞かれたので、これは「小倉屋の塩こんぶ」を迷わず推薦しました。私の死んだ親父も好物でしたから、生きていれば同じくらいの齢の爺さんは喜ぶ(よろこんぶ=よろこぶ=縁起もの)から、アメリカで、せいぜい100歳まで長生きしてもらいたいと思います。
ちなみに黒豚も長寿の食物でアメリカにはないので、100歳まで生きて日本人のパワーをバテレンどもに見せつけて欲しいと願います。
願わくば、お墓参り、雨が降らんことを・・・泉岳寺だそうです。



それでは安藤総理から、オハイオへ帰る爺さんへ唄のお土産です。
曲は無論、南こうせつさんで「オハイオの月」

そしてユーミンちゃんで「最後の春休み」

爺さん、種彦さんのぶんまでも、アメリカで長生きを・・・ね。