少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1921 チャイナ・アプローチ

書くことは「苦」に非ず「楽」にあるのが、安藤総理の特徴ですが、「ネタ」がなければ、ただの「おにぎりになっちゃうよ」とカウンター越しに泣きを入れる寿司職人の気持ちです。「おにぎり」は「おむすび」として、塩味でもきいてりゃ、それはそれで美味いのですが、「寿司」の暖簾を出してる以上「へい、シャリ一人前、お待ちい!」という塩梅にはいきません。


なんの話か?ゴルフ雑誌の原稿ですがな。東京中日スポーツ時代の後輩のK山社長が主宰する「月刊 ゴルフ用品界」なる専門誌で、ゴルフ歴1回の安藤総理が「チャイナ・アプローチ」というタイトルで、「中国から新鮮なゴルフビジネスの提案を」という内容で月イチで書かせていただいています。一回の渡航で複数回分のネタを仕入れるのですが、今年は一月の訪中が最期で、2〜6月まで、なんと5か月も空けてしまいました。


人気連載(?)ゆえ、「作者の都合により今回は・・・」ではなく「作者の医療費支払いのため意地でも・・・」という形で、続けさせてもらっています。なんせ、一本の原稿料が、一か月分の医療費とほぼ同額なので、外すわけにはいきません。
では、ど〜するか? 電話で取材するしかありません。いつも締切間際というか、締切を過ぎてから慌てるのが、安藤総理の特徴でもあります。


昨日、一昨日と、中国に合計5回ほど電話を入れました。電話代だけで片道の航空券代はいってると思います。普通の取材なら、一時間も話してもらえば、その人の半生くらいは書ける自信はありますが、今回もキツかったっす。
おまけにベッドの上での執筆活動。夜は10時消灯で、今朝も5時起きで、灯りもない暗闇で書きはじめました。
4人部屋ですから、それぞれの医師団、メッサたくさんの看護士が何度も来ては去り、そして食事、二度に渡るバイタルチェック、掃除のおばちゃんに、この日はガスボンベの点検、入院90日を過ぎたので、「絶対安静」と言われながら、食事の上げ下げは自己責任となり、イビキモンスターの豪快昼間イビキもあり、まるで山手線の中で原稿を書かされているみたいで発狂寸前でした。
それでも、ようやくなんとか「校了」して、ほっと一息、午後の缶コーヒーをひそやかにやっているところです。
中国に行ったらナイトクラブで炸裂してやろうと思います。


プロゴルファー猿をみて、上郷のトヨジを連想するのは、安藤総理だけでなく、あんまき高校の卒業生の9割はそうらしい。しかし、日本のゴルフ場は裸足ではいけないらしいぞ。