少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1994 先の生活の不安

猪瀬知事は伊豆大島の土砂災害被災者らへのお見舞いなどを述べた後、資金提供問題に言及。「先の生活への不安があり、個人として借り入れた。手を付けずに全額返却した」と説明した。


先の生活の不安・・・そら誰にも当てはまるだろう・・・。しかし、東京都の行政のトップが、この発言で5000万円では、隅田川沿いの青ビニルテントのホームレスを行政側が強制的に撤去させる道理はもう無理だろう。おいらも無職7年、行政に「生活保護」を申し入れたら、持ち家がある人はダメ、売ってからおととい来なさい、ましてや総理大臣なんだからしっかりしろ!みたいなことを世田谷区の木っ端から言われました。ちょい前までは、電話、テレビ、炊飯器を持参してる人は「適用外」でしたが、現在はかなり緩和され、生活保護貴族が続出。友人のI橋くんなど、寝てるだけで月20万、交通機関乗り放題、医療費無料・・・「安ちゃんもツカサ(五十嵐隊長のこと)も早く、こっちへおいでよ〜。ら〜くだぜい〜」と会うたびに悪魔のささやき。


移植医療問題では、徳洲会宇和島病院を筆頭に、患者救済のために尽力し、当方も若いころ、徳田虎雄氏の自叙伝を読み感動したクチ。今回の一連のバラマキも「必要悪」と、総理は捉えているが、虎雄氏の精神力の迫力には圧倒されるばかりである。正義漢であっても悪党ではないと信じる。


ところが、トウシロウ猪瀬。こいつはヘタ打った。悪党ではないからこそ。脇がユルユルだった。明治のOBだが、擁護は出来んな。裏金のプロを雇うべきだっただろう。想定も甘すぎるわ。それ以前に、天下の都知事が「先の生活」に「不安」を抱えていて、そんな行き先不明の借金でできた難破船に、1200万都民を乗せ、不安(ノイローゼ)キャプテンに舵を取らせていいのだろうか?


猪瀬の言い分・・・
都知事を辞め、作家活動できなくなった場合の不安・・・」
おっと、それが5000万円? ど〜いう生活を望んでいるのかね? 「事務所費もかかる」と追加したが、事務所なんか持たなくたっていいやろ。笑止。苦しすぎるぜ、猪瀬くん。


ーーーーー以下、ネッツと配信記事ーーーーー



<猪瀬知事>「深くおわび」都議会で謝罪 5000万円借用
毎日新聞 11月29日(金)13時38分配信

東京都議会の定例会が29日開会し、猪瀬直樹知事は本会議の所信表明で、知事選前の昨年11月に徳洲会グループから資金提供を受けた5000万円について「個人的な借用」と改めて説明したうえで「無利子・無担保での借り入れなど、批判をいただき反省している。痛恨の極みで、深くおわび申し上げる。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。


 猪瀬知事は伊豆大島の土砂災害被災者らへのお見舞いなどを述べた後、資金提供問題に言及。「先の生活への不安があり、個人として借り入れた。手を付けずに全額返却した」と説明した。

 5000万円の提供は22日に発覚し、猪瀬知事はこれまでに2回の記者会見などで経緯を説明してきた。26日には借りた当日に作成したとする「借用証」を公開したが、提供の趣旨や金額が決まる経緯、徳洲会側に強制捜査が入った後の今年9月まで返却されなかった理由などには、不自然であいまいな点もある。所信表明でも、これまでより踏み込んだ説明はなかった。

 本会議場の傍聴席には開会前から都民ら約80人が集まった。台東区の野末政男さん(70)は「5000万円を現金でやりとりしたというのは納得いかない」。都議会棟周辺では右翼団体街宣車が知事辞任を訴えた。【和田浩幸、川口裕之】
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最終更新:11月29日(金)13時50分
ーーーーーー以上ーーーーーー


これで、一部の利権屋だけが濡れ手に粟の東京五輪が中止になれないいのになああ・・・。スペイン、トルコ、もう一度再考システムはないのかな? 五輪誘致にも、相当額の資金が裏から回っているという噂も、真実味を帯びてきたな。