少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2074 チャップリンとダンサー

柔道部の映画評論家であり、チャップリン信者の田籾(たもみ)くんに誘われて、「ライムライト」を見たのは、安城市北朝鮮中学2年の時。今はなき安城東宝で「モダンタイムス」との豪華2本立てだったと記憶する。
今回、チャップリンの原作「foot lights(脚光)」の存在を知りハッとした。


文章を扱う人間として「脚光を浴びる・・・」という表現を、私を含め多くの人はそう表現してきたが、物理的にそれはどうなんだろう? ということ。
脚光とは、そもそも舞台用語であり、基本的に下方から、舞台俳優やダンサーに照明をあて、際立たすもの。下方からの照明に対して「浴びる」という表現に、違和感を感じるのは職人肌か?「スポットライトを浴びる」なら、同じ意味でも物理的な矛盾はない。


いずれにしても、ぜひ、読んでみたい。チャップリンの小説「脚光」


ーーーーネット記事転載ーーーーー


チャプリン唯一の小説出版=「ライムライト」原作

時事通信 2月5日(水)6時53分配信


ジュネーブ時事】20世紀に数多くの白黒映画を残し、「喜劇王」と呼ばれる英国の俳優・監督チャールズ・チャプリン(1889―1977)の生涯ただ一つの著作で、名作「ライムライト」の原作となった小説が4日、執筆から66年を経てロンドンで出版された。
 原作は「フットライト(脚光)」。命を絶とうとしていたバレエダンサーを道化師が救い、再起と成功へ尽くすストーリー。48年に書かれ、52年、これを基にライムライトとして映画化されたが、小説自体はほとんど知られていなかった。
 イタリアからの報道によると、小説はチャプリンに関する10万点以上の資料を収蔵する同国中部ボローニャの映画資料館とチャプリン研究家が原本を修復し、完成させた。 


ライムライト、名曲・テリーのテーマとともに。テリーのダンスも観れます。


解説しよう=かつてイギリス一と言われた道化師のカルヴェロ。いまや中年を過ぎすっかり落ちぶれ酒浸りの日々を送っていた。 ある日カルヴェロは、自殺を企て意識不明で倒れていたテリーという美しいバレエの踊り子を助ける。テリーは姉が娼婦となって自分のレッスン代を払ってくれていたことを知ってから足がマヒしてしまった。すっかり失望して生きる気力を無くしていた彼女をカルヴェロは献身的に介抱し、もう一度バレエを踊らせる。 再び踊りはじめたテリーはダンサーの職を得、作曲家のネヴィルにも気に入られ新作バレエの第一ダンサーに抜擢される。