少数派日記

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“安藤総理の少数派日記”

2091 東海村元村長の正論

舛添原発再稼働都知事の誕生を受け、かつて原発による放射能汚染で問題になった東海村の元村長が、舛添を支持した東京都民有権者東京新聞を通して痛烈に批判した。


ーーーーーー以下、ネット配信記事転載ーーーーー


都知事選】 東海村前村長が東京都民を批判 「平和憲法の精神を壊そうとする安倍政権を支持した。東京が日本を駄目にしていく」
2014/02/11(火) 東京新聞


首都圏唯一の原発日本原子力発電東海第二原発が立地する茨城県東海村の前村長村上達也氏(70)は、 九日投開票された東京都知事選で脱原発を訴えた細川護熙(もりひろ)、宇都宮健児両氏が敗れたのを受けて、 本紙の取材に「極めて残念。東京都民は目先の経済だけを追い、歴史的な大きな間違いを犯した」と強い口調で批判した。

「都民は東京電力福島第一原発事故を忘れ、平和憲法の精神を壊そうとする安倍政権を支持した。東京が日本を駄目にしていく」とも述べた。

村上氏は「脱原発をめざす首長会議」の世話人を務める。都知事選では、同じく脱原発を訴えた宇都宮氏を 「脱原発の正統派」としながらも、「好き勝手しようとする安倍政権の暴走にブレーキをかけるには、勝てなければ意味がない」と 宇都宮氏に「脱原発票が分裂した二〇一二年の衆院選のように悲しませないでほしい」と訴えるメッセージを送り、「歴史的な決断」を求めて、細川氏への一本化を要請したことを明かした。

今後の国のエネルギー政策について、「師匠(である小泉氏)を倒した安倍首相は、もう怖いものなしだろう」と、なし崩し的な原発の再稼働を憂慮する。

村上氏は東海村の村長を四期務め、昨年引退した。在任中の福島第一原発事故で、脱原発の姿勢を明確に。
二〇一二年四月、「脱原発をめざす首長会議」の設立に加わり、地元首長としては異例とも言える廃炉の主張を通した。


ーーーーー以上ーーーーー


原発の現場に生き、賛否両論の行政の中に身を投じ、その現場の長としての意見に 耳を傾けないことは「愚の中の愚」と言っても過言ではない。村上村長の話を聞いてみましょう。


東海村原発、危機一髪!


2012/05/20、長生村にて東海村村長村上氏の講演が行われました。マスコミも政府もほとんど報道していませんが、東海村原発ですが実は爆発寸前でした。ここからは、村上東海村村長のお話です。

「昨年3月の大震災で、東海村震度6強で、5.4mの津波を受けました。原発の電源は断たれ、非常用電源3台のうち、1台が津波でダウン、原子炉内が高圧になり危険でしたのでベント(原子炉内の高圧ガスを抜く)を170回行いました。幸い海辺に6.1mの防護壁を1日半前に完成していました。70cmの差で津波を防ぐことができて2台の非常用電源が動き出しました。

防護壁の完成がなかったら福島原発同様に爆発したでしょう。
危機一髪でした。」


如何ですか!マスコミや政府はこういった事実を報道しましたでしょうか?
もし東海村原発が爆発したら、本町内の住民も避難を余儀なくされたかと思います。それだけではなく、この故郷に2度と戻れなくなったかもしれません。


ところで今問題になっている福島第一原発の4号機の使用済み核燃料プールの状態は世界を脅かす究極の破局の原因となる問題です。 余震によって崩壊し、水漏れを起こして爆発すると、
5時間後に東京は住めなくなります。


在日の米国人は2日で日本から避難する態勢を取るなど神経質になっています。これは元スイス大使の平田光平さんのお話しです。
政府はこの危険な原発ベトナムに2期輸出が決定しています。
しかもベトナム政府の進める導入可能性調査にかかる20億円は日本政府の丸抱え。しかも総工費1兆円は日本側が低金利で融資も決定している。
日本でダメなら海外でてなことでしょうか。


東海村等々の上記の内容は、何ともショッキング的なお話しだと思いませんか。 特に福島第一原発はこれが現在進行形の話題だけに無気味なことです。
私は原発と人類は共存できないとおもっています。そのことは強くお伝えしたいと思っております。


ーーーーーーーー以上ーーーーーーー


原発村の村長の悲痛な叫び・・・
原発と人類は共存できない・・・」真実の叫びをどう受け止めるのか。
海外では多くの人々が、映画などで、原発事故、あるいは核戦争後の地球の惨状を映像で訴えています。決してスクリーンの中だけの未来予想図ではない・・・ということを理解し、想像していただきたい。