少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2176 「家路」前向きな被災地の映画??

シンクロということだろうか?
昨日、最終のブログで紹介した放射能立ち入り禁止規制区域で暮らす松村直登さんのビデオを紹介しました。衝撃的でした。
特に、母牛の母乳を求める仔牛が、母乳の出なくなった母牛に蹴られ、垂れ下がったロープを乳首と勘違いして吸うという逸話。想像しただけで、もう・・・。


その一方で、制限地区の強制解除。
これは政府と東電が、補償金の支払い等を、打ち切るため、住民の理解を得ないで一方的に決定した措置。たかだか3年で消える道理がない放射能セシウム満載の地域で制限解除の愚策は、昨日のビデオでも理解できるように、人体の細胞の破壊は免れない。


まさに、昨日、紹介したビデオの富岡町を舞台にした映画「家路」が劇場公開するという情報を朝のニュースで知りました。
ところが、この映画「フィクションだからこそ、震災を前向きにとらえることができました」と関係者のコメントが添えられましたが、まったく理解に苦しみます。


まだ、映画を観ていないので、なんとも言えませんが、無理やり「前向き」にする必要があるのでしょうか? 昨日のビデオを見る限り「悲惨」そのものですよね。昨日のビデオに登場された方々が観て、それで納得されるなら、私が言及する必要はありませんが、私なら、「前向き」を伝えるより、この「悲劇」をもっとたくさん伝える仕事がメディアの役割だと断言します。


映画の内容・・・
松山ケンイチ主演で、東日本大震災後の福島に暮らす家族の喪失と再生を映し出したドラマ。先祖代々の土地を守って暮らしていた総一は、震災の影響で故郷を離れることを余儀なくされ、やり場のない怒りを抱えながら先の見えない毎日を送っていた。そんなある日、20年近く前に故郷を出た弟・次郎が帰郷し、警戒区域となった生家に住み着いているという連絡が入る。無人となった村に戻った弟は、ある思いに突き動かされてたったひとりで苗を育てていた。福島オールロケを敢行し、絶望的な状況下でも希望に向かって踏み出す家族の姿を描き出す。「いつか読書する日」「スープ・オペラ」の青木研次によるオリジナル脚本を、これまでドキュメンタリー作品で手腕をふるってきた久保田直監督のメガホンで映画化した。



めざせ「金メダル」ヒット・・・ってなんじゃ????
被災地を喰いもんにしたゼニ儲けとしか受け取れませんが!



もしかして、協賛は東電と政府かよ。
「前向き」・・・って、あまりにもタイミングが良すぎじゃないかね、アケチくん。地元の住民たちは、いまだに補償問題とかでもめている。収益金が出るなら全部、被災地に回すというのなら、納得できるけど。
昨日のビデオの方が100倍の説得力がある。「ツクリモノ」では伝わらない。


昨日のビデオ、もう一回。