少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2233 学校ホームの実現化2


時代が変わり、人々の生活様式も変わり、狭い国土の日本といえども、北から南まで、すべての国民が同等にという理想論はもはや空論であり、その地域に応じた体制を、橋下氏が唱える地方分権というカタチで進めなければ、この大和の国は、本当に滅亡してしまいます。


そこで、今回は「少子高齢化」と「防災管理」を兼ねた対策案として、世田谷区北沢地区の一部を暫定モデル地区と限定し、安藤総理がその対策企画実行委員長に選任されました。


「学校ホーム」とは、「小学校」と「老人ホーム」を合体させた複合施設で、安藤総理の造語です。


地域の背景=世田谷区北沢地区は、新宿や渋谷に近い立地で、都内でも屈指の人口密集地域です。小田急線では「東北沢」と「下北沢」という駅があります。今回はその両駅の北側地区で「区立・北沢中学」の学区を対象に、日本で初めてのモデル校を開校します。


離児童の背景=人口密集地いつき、家賃をはじめとする生活費の高騰地域でもあり、借家生活の住民は、子供が就学と同時期に、郊外へと移住します。そのため、就学児童の数は、年を増すごとに減少しています。


児童数の現実=学区には5つの区立小学校がありますが、すべての学校が、各学年一クラスです。現在では一学年13人のクラスが最小ですが、数年内に、10人に満たない新一年生を迎えることになります。


校内空室の現状=それぞれが戦前からある歴史ある小学校で、団塊世代では各学校4〜5クラス、一学年平均で180人ほど在籍しました。6学年だと1080人となり、逆に手狭に感じたくらいです。戦後は復興のシンボルとして、全国に先駆けて、鉄筋の校舎に立て替えられ、近代的な設備も整えました。
ところが、現在では、児童数の激減により、物置にさえ使われていない空室が塩漬け空間となっている状態です。


学区の状態=教育ピラミッドの構図はこんな感じです。地域にある5〜6か所の保育園もしくは幼稚園から寄せ集められた就学児童が、まずAという小学校に進学する。現在では、各幼児施設から来る子は少なくて1〜2人、多くて5人程度。卒園と同時に郊外へ移転、もしくは他の小学校へ入学するため、新一年生の数は、5つの小学校を合計しても100人にはなりません。
そして、今度は、5つの小学校の卒業生が、北沢中学に進学しますが、20人のクラス5校が集まっても、せいぜい100人。さらに3割〜4割の児童は私立に進学するため、北沢中学でも、一学年2クラスで70〜80人の確保がやっとです。


北中バレー部=北中の女子バレーボール部は全国レベルです。というのも、すぐ近くに木村沙織の「下北沢成徳高校」があり、そこのバレー部の育成部門みたいな存在で、全国からバレー留学の女子生徒が進学してきます。賛否両論ありますが、中学時代から、高校のトップレベルと練習が出来るという環境は、大いに生かすべきだと、今回のプロジェクトでは売り物にしたいと思います。


養老施設の実態=子供が減少する一方で、高齢者の数は増え続けています。
この地域は、新たに外部から高齢者が流入するという現象はありません。ずっと住んでいた人々が、高齢化して、そのままいるという自然現象です。
区が運営する「特別養護老人ホーム きたざわ苑」という、ホテルなみの施設が、国鉄の社員寮の跡地に建設されて十年ちょっとになります。4階建ての広々とした立派な施設で、第三セクター天下りグループが、しこたま税金を垂れ流して建設した超高級天下り御殿です。
この施設を見たら、ほとんどの人が、ここへの入居を夢見ます。安藤総理もそのひとりです。ここに入れれば、自宅の目の前なので理想中の理想です。


入居困難の実態=さて、この特養老人ホームですが、人気施設だけあって申込が殺到し、入居は極めて困難です。数年前に、入居の実態を調査したところ、定員は約100名ちょっと。新規の受け入れは、年間で5〜6名程度。つまり亡くなられた人数が、受け入れの対象。
で、待機数は把握できてるだけで3万〜3万5000人ほど。つまり、年間5〜6台の空きベッドを求めて、3万5000人の高齢者が行列を成している構図。年間6人の新入居が可能だとして、35000人目の人に順番が回ってくるのは5833年後になります。何度か輪廻転生を繰り返さなければ入れません。


将来の展望=どう見ても、このアンバランスな逆ピラミッド。表現法に問題があるなら、先に陳謝しますが、ただ死を待つだけ、なにも生産性のない施設に大量の税金注ぎ込み、将来の日本を支えるべき若年層に対して、何の補償も援助もなく、未来の財産を流出させています。


次回からは具体案です。