少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2189 被爆線量隠蔽の巨悪


またまた発覚した政府と東電の虚偽。
人命にかかわる嘘八百は人道的に許しがたい。
値上げする消費税も医療や福祉のために使われるなんてデタラメも、最早通用しないのだよアケチくん。
久しぶりの毎日新聞のスクープです。


ーーーー以下、ネット記事転写ーーーー
福島原発事故>被ばく線量を公表せず 想定外の高い数値で

毎日新聞 3月25日(火)7時0分配信


東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示の解除予定地域で昨年実施された個人線量計による被ばく線量調査について、内閣府原子力被災者生活支援チームが当初予定していた結果の公表を見送っていたことが24日、分かった。
(安総注=おいおいおい、またかよ。それにしても酷すぎね〜か。命にかかわる問題だぞ)


関係者によると、当初の想定より高い数値が出たため、住民の帰還を妨げかねないとの意見が強まったという。調査結果は、住民が通常屋外にいる時間を短く見積もることなどで線量を低く推計し直され、近く福島県の関係自治体に示す見込み。
調査結果を隠したうえ、操作した疑いがあり、住民帰還を強引に促す手法が批判を集めそうだ。
(安総注=酷い、の一言も尽きる。政府と東電。内閣府原子力被災者生活支援チーム・・・名ばかりご立派だが、しょせんは政府の犬。結論ありきの辻褄合わせの結果報告。バレなきゃラッキー程度の命軽視。それで高給もらってる人畜有害人間ども。同じ人間とは思えない浅ましさ。正義もへちまもない)


 
毎日新聞は支援チームが昨年11月に作成した公表用資料(現在も未公表)などを入手した。
(安総注=よし、毎日新聞よくやった。久々のセンター前クリーンヒット)


これらによると、新型の個人線量計による測定調査は、支援チームの要請を受けた日本原子力研究開発機構原子力機構、いわゆる政府の犬)と放射線医学総合研究所(放医研、同じくポチ)が昨年9月、田村市都路(みやこじ)地区▽川内村飯舘村の3カ所(いずれも福島県内)で実施した。
それぞれ数日間にわたって、学校や民家など建物の内外のほか、農地や山林などでアクリル板の箱に個人線量計を設置するなどして線量を測定。
データは昨年10月半ば、支援チームに提出された。一般的に被ばく線量は航空機モニタリングで測定する空間線量からの推計値が使われており、支援チームはこれと比較するため、生活パターンを屋外8時間・屋内16時間とするなどの条件を合わせ、農業や林業など職業別に年間被ばく線量を推計した。

 

関係者によると、支援チームは当初、福島県内の自治体が住民に配布した従来型の個人線量計の数値が、航空機モニタリングに比べて大幅に低かったことに着目。
関係省庁の担当者のほか、有識者や福島の地元関係者らが参加する原子力規制委員会(ポチの親分)の「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」が昨年9〜11月に開いた会合で調査結果を公表し、被ばく線量の低さを強調する方針だった。

 
しかし、特に大半が1ミリシーベルト台になると想定していた川内村の推計値が2.6〜6.6ミリシーベルトと高かったため、関係者間で「インパクトが大きい」「自治体への十分な説明が必要」などの意見が交わされ、検討チームでの公表を見送ったという。
(安総注=臭いものには蓋をせよ。隠せ隠せ、漏らすな漏らすな・・・隠ぺいバンザイ、住民危険、俺たちゃ安全、でもそんなのカンケーねえ)

3市村に報告へ その後、原子力機構と放医研は支援チームの再要請を受けて、屋外8時間・屋内16時間の条件を変え、NHKの「2010年国民生活時間調査」に基づいて屋外時間を農業や林業なら1日約6時間に短縮するなどして推計をやり直し、被ばく推計値を低く抑えた最終報告書を作成、支援チームに今月提出した。支援チームは近く3市村に示す予定だという。
(安総注=姑息すぎる)


支援チームの田村厚雄・担当参事官は、検討チームで公表するための文書を作成したことや、推計をやり直したことを認めた上で、
「推計値が高かったから公表しなかったのではなく、生活パターンの条件が実態に合っているか精査が必要だったからだ」と調査結果隠しを否定している。
(安総注=笑止。んなバカな。でも、毎日がスクープしなければ、このまま「安全ですよ」と通すつもりだったんだろうな・・・)


これに対し、独協医科大の木村真三准教授(放射線衛生学)は「屋外8時間・屋内16時間の条件は一般的なもので、それを変えること自体がおかしい。自分たちの都合に合わせた数字いじりとしか思えない」と指摘する。
(安総注=その通りだ)


田村市都路地区や川内村東部は避難指示解除準備区域で、政府は4月1日に田村市都路地区の避難指示を解除する。また川内村東部も来年度中の解除が見込まれている。【日野行介】


ーーーーーーーーーーーーーー以上ーーーーーーーー


身内の不祥事に対して身内が調査して「問題ないですよ」と回答する。これ日本のお家芸(まあ、世界も同じようなもんですけど)。
それにしても酷いモンです。もうどうしようもないですな、この腐敗は。