少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2494 小児の臓器移植

臓器移植法の改正により15歳未満の子供でも、家族の承諾があれば、脳死ドナーになれることになりました。2010年の施行から5年目です。今回、6歳未満の小児が、国内3例目となったそうです。
まずは、ドナーとなられた女児に黙祷を捧げたいと思います。


配信記事によれば、女児自身がレシピエントとして移植待機中だったとのこと。自身の脳死が、他の患者さんを助けることになったというわけですが、親御さんの複雑な心境は思うにあまりあります。自身の身に置き換えても想像が及びません。
日本は宗教的観念からか、欧米などに比べ、まだまだドナー後進国です。これは厚労省、医師会、臓器移植ネットワークなどの啓蒙活動の不足不備も大いにあると思います。脳死や移植に対して、正しい知識を広め、啓蒙することに、心の底より努力しているとは思えません。


昨年、コロンビア大学教授で赤ちゃんの6臓器同時移植などで有名な加藤友朗先生とお会いしました。先生は南米ベネズエラドミニカ共和国エクアドルなどの病院で移植医を育てるプロジェクトを主催しています。医術や医療機器の進歩は目覚ましく、ドナーがいれば救える命は格段に増えました。
ドナー出現のため、人の死を願うレシピエントは、今のところ、私の知る限りではおりません。病気の辛さを知っている人たちばかりですから、他人の死=不幸を願うはずもありません。
しかし、遅かれ早かれ、人は死ぬのです。もし、自身の死が、誰かの生に繋がるなら、私自身はそれを選択します。そして、このようなことを、ブログなどを通じて、広めていくことも、私の使命のひとつなのです。


ーーーーー以下、ネット配信記事転載ーーーー


6歳未満の臓器提供へ=3例目、移植待機中に脳死―大阪
時事通信 1月13日(火)18時16分配信

日本臓器移植ネットワークは13日、大阪大医学部付属病院(大阪府吹田市)に入院していた6歳未満の女児が、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。2010年の法改正で15歳未満からの臓器提供が可能になって以降、判定基準の厳しい6歳未満では3例目となる。
 女児は拡張型心筋症を患い、補助人工心臓を付けて移植を受けるのを待っていたが、心臓の血栓がもとで脳梗塞を起こした。本人の意思は不明だが、家族全員が肺や肝臓など5種類の臓器提供に同意した。
 このうち肺は岡山大病院で10歳未満の女児に移植される予定。肝臓は同病院、腎臓の片方は兵庫医大病院、もう片方は大阪医大病院で、それぞれ移植される。膵臓(すいぞう)と小腸は医学的理由で断念した。摘出手術は14日に行われる見通し。


ーーーーー以上ーーーーー


あらためて、ドナーになられました女児に対し、哀悼の意を表したいと思います。そして決断された、ご両親とご家族の方々の、その勇気と愛情に対し敬意を表させていただきたいと思います。この行為が、臓器移植の大きな礎になることを、心よりお祈りさせていただきます。