少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2510 歯止めなき中国の暴走

 7月23日〜14日間の行程も残すところ、今日と明日の二日間。正式にはあと24時間ほどです。
今回は13のプロジェクトを持ってきましたが、点数をつけるとしたら50点。達成感はあまりありません。自身の体力低下も響いていますが、わかっていても国民性の違いも否めません。
90年代から中国を垣間見て、02年から、本格的に中国でビジネスを展開してきましたが、10年前の自分の視線でも想定外の事態に驚愕しています。
 私のいる広東省広州市ですが、都心はすでに当時から東京のようでしたが、国際空港は、まだまだ未開発の地方空港で、たとえばトイレは汚く、ドアすらない箇所もあり、レストランはなく、人民食堂がある程度。出てくるコーヒーはもれなく粉のインスタントコーヒー。国際線の出入り口は、わずかに一か所で、入国出国の都度、押し合いへし合いの新宿駅のラッシュアワー状態でした。空港を一歩出れば白タクの運ちゃんたちに囲まれて、まず上陸後の最初の仕事は運ちゃんたちをかき分けて、迎えの車を探すことからでした。
 市内でもTOYOTAはちらほら見かけましたが欧米車は、ほとんど見かけませんでした。それが今ではベンツ、BMWは当たり前で、アウディ、ワーゲン、ボルボあたりはほぼ一般車種で、フツーのおばさんが、近所の買い物の足代わりです。昨日はポルシェのバンを二台、ベントレーは三台、仕事で取材中のゴルフショップには、普通の格好をしたオッサンがフェラーリでやって来ました。それぞれの金額は輸入車には関税が100%かかるため、日本で買う額の二倍です。私の中国人のパートナーも奥さんはBMW320i、本人は、つい先月、ゴルフ用にインフィニティのワゴンを、日本円で1000万円で購入しました。クルマに全く興味のない私は、特に羨ましいということはないのですが、この時勢の変化に大きく戸惑っています。


 日本で話題の中国人爆買ツアーですが、ごく一部のことだとタカをくくっていましたが、今では、飲み屋のオネーちゃんレベルまで「この前、日本に行ってきたの〜」という浸透ぶりに、また驚きました。物価は高騰に高騰を重ね、もはや、日本との格差を感じる部分はほとんどなく、為替で円安の現在は、むしろ日本の方が、遥かに安い場面が多い、というのが実感です。
 

 では、なぜここまで経済が発展したのか? これは私の持論ですが、この経済成長の絡繰りは中国という国が、国家ぐるみで秘密国債を発行している、ということです。つまり国家が国債の金額を公表しないで、赤い札(中国では毛沢東の赤色の100元札=約2000円が、一番高価な札)を24時間、輪転機をフル稼働させて、ホンモノの偽札を刷っている。それを人民にばら撒き、外貨に換えている。そうすれば辻褄が合うのです。
 日本の国債も現在では、赤ちゃんを含め、日本国民がひとりあたり830万円(日経新聞)。これは政府が、国債の発行を厳正に公表してるからわかることであって、中国が同じシステムかどうか、私には大きな疑問が残ります。


 そんなもろもろの事情を踏まえて、この先、この中国がどのように変貌していくのか? 9月3日に行われる中国抗日記念行事をはじめとする、東、南シナ海における中国の戦闘準備的な侵略は、そう遠くない将来への、有言的宣戦布告と拡大解釈しても、方向性はずれていないと思います。
 安倍内閣の防衛強化のための改憲に対し、反対する人々の危機感の無さを憂います。以下のネット配信記事の一部をお読みください。


ーーーーネット配信記事ーーーーー


朴大統領“苦悶”の先延ばし 中国抗日記念行事返答 欠席続出なら習主席“大恥”
2015.7.25 21:00

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が苦悩している。中国が9月に北京で開催する「抗日戦争勝利70周年記念行事」への出席を招請されているが、出欠の決断を先延ばしにしているのだ。背景には、日韓、米韓関係への影響に加え、国家の正統性に関する悩みも指摘される。中国は50カ国余りの首脳らに出席を呼び掛けているが、何と大半の国が態度を保留しているという。欠席が相次げば、習近平国家主席のプライドを傷付けることになりそうだ。
「(今年は)抗日戦争勝利から70年だ」「人々が歴史に学び、未来への鏡とする大事なときだ」
 習主席は3月末、海南省で開かれた「ボアオ・アジアフォーラム」年次総会での基調演説で、日本をこう牽制した。
 中国は9月3日、政府主催で記念大会と軍事パレードを行う。東シナ海で海洋プラットホームを増設させ、南シナ海岩礁を埋め立てて軍事基地化するなど、軍事拡張路線に国際社会の批判が集まるなか、自国は「戦勝国」として振る舞う一方、日本の戦争責任を強調することで目先をそらす狙いもありそうだ。


 王毅外相は「あらゆる関係国の指導者を招待する」としており、外交筋によると、日本や韓国、北朝鮮、欧米諸国に加え、侵略や植民地支配を受けた経験を持つ東南アジア各国の指導者らを招待しているという。中央アジア中南米の各国にも参加を求めている。
 ロシアのプーチン大統領など、数カ国の首脳が出席に前向きな返事をしているが、実は、ほとんどの国が態度を明らかにしていないという。
 正式招待を受けた東南アジアの外交筋は「安倍晋三首相が戦後70年談話を発表した後に、日中関係がどうなるかを見極めてから出席するかどうかを決める」と語った。


ーーーーーー以上ーーーーー


 日本の内閣の、たとえば靖国参拝などに対し、特に中国、韓国は異様なまでに攻撃を仕掛けてくるが、日本政府は、中国の明らかなる兆発に大人の対応を示している。韓国大統領も、欠席という賢明な判断を仰ぎたいが、まだ出欠の決定はなされていない。
 私は、この一連の挑発的行動を、中国の暴走と捉えています。世界が平和へと向かおうとする時勢に逆行した暴挙に、国際社会が冷静な判断と、厳正な審判を、一刻も早く、下さなければ、もはや加速のついた中国の暴走に歯止めは効かなくなる、そう断言します。