少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2366 GB55

2015年8月29日、本日は私のグッバイ55デー、明日から56歳、50代後半のアラ60に突入です。
まあ、これは地球年齢なので、戸籍上のことで、相変わらず肉体精神年齢は45歳で凍結させたままなんですけどね。


一昨年、54歳の誕生日は、愛読者ご夫妻から念願のキャンピングカーをいただき、昨年、55歳の誕生日には、ドラゴン斎藤さんが生誕パーティーを開いてくださり、最高でした。
今年の誕生日は自分から自分へのプレゼントです。


欲しいものは何か? ヒントは、失くしてはじめてありがたみが分かるもの、です。
簡単ですね、月並みですけど「親」とか「地位」とか「環境」とか、普段は「空気」みたいな存在です。そう、私の場合、「健康」です。
ここ数日、夏風邪でエヘン虫がノドに居座り、一週間以上も咳き込んで眠れない夜が続きました。抵抗力が極端に弱まり、外出すると、もう疲労が抜けなくなるんですね。すでに老いぼれ野郎です。他人が見れば、お爺さんと思うでしょう。ヨボヨボです。


先ほどフェイスブックで一般公開されている「鷹の一生」というショートムービーを観ました。まさに私への誕生日プレゼントだと感じました。
「鷹」は鳥類の中でも類を見ない長寿だそうです。(理由は書かれていませんでしたが、肉食だからではないかと私は思います)。しかし、40歳を迎えた時に転機を迎え、選択しなければならないそうです。
鷹は40歳になると、獲物を掴む爪がもろくなり、くちばしは曲がり過ぎて、自身の胸を突き、羽根は脂を吸い過ぎて重くなり、自由に翔ぶことすらできなくなるそうです。そこで死を選ぶ鷹も少なくないそうです。
しかし、一方の鷹は、残りの30年を生きるために苛酷に挑戦します。まず、岩に自身のくちばしを、擦り切れて無くなるまで擦りつけます。そして新しいくちばしが再生するのを待つそうです。爪も同様に、新生されたくちばしで、すべて抜き、新しい爪が再生するのを待ちます。そして、重くなった羽根を自身のくちばしで抜き、軽くするそうです。目から鱗とはこのことですね。


33歳でアキレス腱を断裂するまで、健康に過信し、それ以降も、ずっと過信を増幅させ、自分と病気は、まったく別世界、いわば、水と油の存在で、絡むことすらない・・・と、そう思って生き続けてきて、それが永遠に続くものだとばかり思っていました。
同世代の、インポだハゲだ食欲不振だ体力減退だ血圧だ倦怠感だ・・・という声が、遠いアフリカの地から聞こえてくるような、自分とは無縁の叫びだと思っておりましたが、50をすぎ、急に耳元で聞こえだし、気が付くと自分が発信者になったと知り、ハッとしてうなだれてました。


これからは「鷹の一生」の後者の鷹を見習って生きたいと思います。


これからは無駄を省いて生きて行く時間。
食に関して、記しておこうと思います。
決定事項  天ぷら=神保町・いもや ステーキ=新宿、下北沢 ル・モンド ビール=サッポロラガー ノンアル=サントリーオールフリー 生ジュースと焼き菓子=小川町・近江屋 餃子=新安城・栄楽 クッキー=泉谷 人形焼=山田家 チョコケーキ=トップス 駅弁=崎陽軒 半馬鹿=バーガーキング えびせん=かっぱ 日本酒=山形県鶴岡市=栄光冨士 ほか
これで、食に関して選ぶ時間を短縮できるわけです。


55年間、長きにわたり、みなさまにご迷惑をおかけいたしました、申しわけございません、ありがとうございました。明日から、あと44年ほど、お付き合いください。よろしくお願い申し上げます。