少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2380 清原事件私見3

本題から少し離れますが、事件の根幹の大きな部分です。
私は読売巨人という球団が心の底から嫌いです。何故、このような球団を応援する人が地球上にいるのか、本当に不思議に思います。本当に。
ただ、誤解無きように言えば、読売の選手を嫌いというわけではありません。選手は好きです。

あの世界の王さん、長嶋さんが、読売球団から、まるでボロ雑巾のように、無慈悲に棄てられた日のことを、私は忘れません。王さんは、悔しさと情けなさのあまり、帰りのタクシーの中で声をあげて泣いたそうです。同乗した国松さんの証言で、王さんの腹心の国松さんですら、慰めの術もなかったそうです。
長嶋さんに至っては、同様にボロ雑巾ですが、当時、小学生だった一茂が、子供心に父親の惨めな姿を見て、野球をやめたそうです。(再び本格的に野球をはじめたのは高1から)。
原さんの時も酷かった。次期監督の堀内さんを同席させた、前代未聞のクビ会見。これは公開処刑と呼ばれています。事実上のクビですから、読売は功労者に花道のセレモニーも用意せず、原さんの功績をねぎらったのは、甲子園球場での最終戦、当時、阪神監督だった星野さんです。原さんにスポットライトを充て、大きな花束を手渡したシーンは、皆さんも記憶に遠くないと思います。星野さんもドラフトで、読売から裏切られた1人です。
先ほど、読売球団は嫌いだけど、選手はみんな好きです、と書きましたが、例外が3名います。

例外3選手は、江川、桑田、清原です。
私は、この3人を人間のクズ・江川、外道・桑田、極道・清原と呼んでいました。ゴリ押し入団の江川は書類上、阪神OB(これは笑えます)で、犠牲者は小林繁さん(故人)。
猿芝居入団の桑田の犠牲者は、同級生の清原和博(犯罪者)。
さて、あの2つのドラフト事件からかなりの歳月が経過して、その真相が、本人や関係者から暴露されました。仔細はネットで調べてください。その真相が物語る限り、犠牲者は、小林さん、清原さん、だけではなく、江川さんも桑田さんも、読売球団に嵌められた犠牲者だった事実が見えてきます。
江川事件、桑田事件、絵を描いたのは読売巨人です。江川、桑田とも、読売に踊らされ、降板の許されない舞台に立たされました。決められた衣装を纏い、決められた台詞を吐くだけの操り人形にすぎなかったというわけです。
世の批判、罵声を一斉に個人的に直接浴びるのは、江川であり桑田であって、社長室でふんぞり、料亭で葉巻のプロヂューサーナベツネではなく、生身の彼らだったのです。
我々マスコミは、ことの真相を深く追求せず、表面的な道義的悪、つまり江川、桑田の批判を繰り返しました。読者の方々も、それに同調して、江川、桑田を批判しました。しかし、ナベツネや読売球団を批判し続けたのは、日刊ゲンダイ東スポくらいではないでしょうか?
ヘタにナベツネに噛み付くと、訴訟に発展するし、ナベツネのマスコミに対する影響力、権力を、他のマスコミは知っているので、暴力団風に言えば、示唆したアンタッチャブル大親ナベツネではなく、実行部隊の鉄砲玉・江川、桑田がヤリ玉に上がっただけのことなのです。
この事実を知って以来、江川さん、桑田さんは、私の中の3人の例外から削除されました。
(つづく)