少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2690 血族輪廻

8/17-17

輪廻転生にも諸説ありますが、自分を中心とした登場人物はごく限られていて、家族親戚、友人知人は、立場や年齢性別を変え、魂そのものが転生するそうです。

こういう現象もそのひとつ。

世田谷区船橋にある有隣(ゆうりん)病院ってご存ですか?
超マイナーな病院で、東京在住の方でもあまり馴染みはないと思います。

ごく地元の人々の地味な中堅病院。

私、最初の家を建てた33歳の時、体調不良で入院。初めての長期入院2週間。

自宅から最寄りの病院ということだけで選んだのが有隣病院。

まだ独身で、新居には食べ盛りのチャミ子さんを残しているので、朝夕、ゴハンとおチャンポタイム。毎日、病院抜け出してました。ま、それくらいの距離。

で、3年前、親戚の青山の叔母ちゃまが、意識不明のまま、大学病院から転院させられたのが有隣病院。何で、青山からかなり離れた世田谷の病院なんだろう、と思いながら、奇縁を感じながら意識のない叔母ちゃまを数回に渡り見舞い。
ちょうど同時期、当方も足の問題で横浜たそがれ病院に入院。

で退院日に、キャンピングカーで入院していたので、ちょうど自宅への帰宅途中に有隣病院があるので、叔母ちゃまを見舞いに行くと「今朝、退院されました」とのこと。

意識不明の患者が転院ではなく退院とはどういうことか?
つまりはそういうこと。ここ有隣病院で亡くなった。
僕が安城に越してからは、叔母ちゃまは僕を「田舎の子」と呼んだが、自分も東京の田舎・世田谷で亡くなった。

で、本日、実家の整理で母親の二番目の弟、権士さんからの大量の手紙。

山口五姉兄弟の中でダントツの頭脳も持ち主。されど幼少期より病弱。

小中高と喘息で学校にはほとんど行けないのに、試験では、ただの一度もニ番になったことがないという、ぶっちぎりの一番。
そんな秀才も、有隣病院に入院した過去を、母宛の手紙の住所で知る奇遇。

権士おじさんとの記憶はある。

しかし、私が10歳の時、喘息の発作で搬送中の救急車の中で絶命した。

さらに笹塚。
千歳船橋の住居をわずか2年で売却して移動した先が笹塚。

特別に笹塚を希望したわけではない。

たまたま仲介の不動産が持ち込んだ物件が気に入っただけのことで、それまで笹塚に縁があるとは思わなかった。

で、20年ほど前に、借金して建てた。
母親から山口4兄弟が、全員、笹塚に住んだ経緯があることを聞かされたのが昨年のこと。

しかも全員が全員、時期がずれており、申し合わせたわけではなく、たまたまだという。
母親を含め、全員が長野県出身で東京に大きな土地勘があるわけではない。

ショッカーさまの前に、深い関係にあった山形のユリちゃんの叔父さんの家が、全く同じ町内会だったことも偶然とは思えない。

また、2号ちゃんが通う烏山の都立高校ですが、これは3番目の弟の理喜三さんの母校。

これも全くの偶然でした。
叔父さんはここから北大に進み北海道新聞に行き、長いこと北大ボート部の監督をしておりました。

体育会系です。

四番目の弟のヒデさんは、容姿は私とほぼ同じです。
秩父宮ラグビー場に徒歩1分。

神宮球場に徒歩2分の距離に住んでいますが、叔父さんはラグビーも野球も興味ありません。

宝の持ち腐れとは、まさにこのことです。