少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2998 溢れる尿瓶

2/15-18

FBFの皆さま、おはようございます。
夕べはよく眠れましたでしょうか?

私は術後、一週間が経過しまして、痛みはかなり緩和されました。

ただし、血液サラサラを服用しているせいか、包帯には出血の跡が見られます。
昨日は執刀のDrが傷口を観て「良好、完璧」と言ってくださいましたが「実は・・・」との条件付き。

実は私と似た患者さんがいて、やはり仕事上の都合で早期退院を希望され「自宅安静」を条件に退院許可を出したところ、入院での遅れを取り戻そうと余計に歩き廻ったとのこと。
素人目に表面上の皮膚はくっついたように見えても、内部の細胞組織は老化現象により若者のような再生能力が低下し、安静以外に完治の方法はないとのこと。道理ですね。

で、その患者さん、入院前よりさらに悪化して再入院。聞けば私とほぼ同年代。

切ない思いです。
かく言う私もNYでの手術後、医師から「最低でも1カ月は安静」と言われましたが、飛行機のチケットの件や、中国組の来日、実家での所用等々あり、一日も安静にすることなく動き回り、そして件の患者さんと全く同じ状態に陥りました。

急がば回れ( more haste, less speed)と先人は言うけれど、言うは易し、行うは難し( It's easier said than done )です。

というわけで、退院はまだ先みたいです。

焦る理由がもうひとつ。
天草の美少女、麻梨花ちゃんから、誕生日に贈った花のお礼にデポコンが自宅に届いているはず。
家族で唯一、携帯電話の番号を知る2号ちゃん(次女)にショートメールで「みんなで食べてね」と送るも回答なし。

病院をこっそり抜け出し、悪くなる前に冷蔵庫に入れなくては。

タクシーで往復すれば2時間で戻れる距離。

だけど、車椅子だと目立つ。守衛に確保されてしまう。

こういう時、トム・クルーズならどうするだろうか?屋上からロープ、あるいは下水道。

いずれにしても車椅子では厄介ですね。

ところで昨夜、というか今朝方、私は江夏豊さんの助言により全裸で寝ました。

江夏さんは東京中日で評論家をされていた関係でお世話になりました。
「安藤、お前も寝る時はパンツも脱いで全裸で寝てみろ。気持ちええぞ。ワシは裸で寝とる」
何度か試しました。

自宅ではシーツを洗う回数が増えるし、冷暖房のない家庭では無理です。

遠征先のホテルでは漏れなく実行させていただいております。

本当に気持ちいい。なんとも言えぬ開放感、フリーダム、どんと来い!です。

ただ、今朝の全裸はあまりカッコのいいものではありません。

実を言うと、small−ben=piss=小便 を漏らしました。
正確にいうと、漏らしたのではなく、尿瓶から溢れたのです。

いい歳こいて、草野球のキャッチャーです。(← ミットもない=高倉健さん = 幸せの黄色いハンカチ、より)。

正直、昔は、私も尿道の中に蛇口がありました。

もちろん今もありますが、どうもパッキンが劣化して、閉めても閉めても締まりが悪い。

ホームセンターで新品に交換しないと、という感じです。

で、暗闇でよく見えなかったこともあるのですが、やってしまいました。

寝間着の上下にパンツも脱ぎ、全裸でベッドの端に身を寄せるわけですよ。

佐瀬稔著、第一回ミズノスポーツノンフィクション大賞の「ヒマラヤを駆ける男」の天才クライマー山田昇になった気分でヒマラヤ北壁の僅かな隙間にビバーグ。猛吹雪が去るのをわずか数十センチの隙間で待つ心境を疑似体験。半身でも身体をよじれば谷底へ。

私の場合、ベットから落ち、駆けつけた看護婦さんは全裸の飛び降りと判断して警備員を呼ぶ。

まさにスリル満点。緊張と開放のせめぎ合いを楽しみました。

ところでですね。英語で小便はpiss(ピス)なんですよ。

それでもって牛のことをcow(カウ)といいます。カウボーイのカウですね。

で、これをくっつけるとCowpiss(カウピス)となるわけですよ。そうです、皆さんが大好きな白い恋人CALPIS(カルピス)なんです。

商品名「牛のションベン」で牛乳を薄めたような白色。

あなたなら飲みたいと思いますか? チャレンジャーさま以外は無理ですね。

というわけアメリカでは「CALPIS」ではなく「CALPICO=カルピコ」で売られてます。

くれぐれもバテレンさんの前で「牛のションベン飲みたい」と言わないように。

女王さまの飲みたいかたは別料金にてご案内いたします。

本日もついてる 感謝してます。
みなさまにとりましても、良き一日に成りますように。