少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

3278 怒りの東京五輪

あの変なオッサンの「トウキョウ」から始まって会場の狂喜乱舞と国民の冷めた温度差。クリステルの「オ・モ・テ・ナ・シ」の本当の理由は2億2000万円の賄賂のことだったのね。たかだか誘致活動のためだけにひとり十数万円のオーダーメイドスーツまで税金であつらえて、パーチーも税金で高級料理とワイン、シャンパン食べ放飲み放の乱痴気騒ぎ。誘致に暗躍した石原は芸術家だかなんだかわけわからん息子を縁故採用して法外なバイト代を税金から調達。子分の猪瀬は5000万円の不正貸し入れで脂汗会見の挙句、野党に大笑いされながら失脚。クレヨンしんちゃんから絵画、骨董品まで血税で買い、公用車で週末は温泉通いの放蕩、家族で食う回転寿司から温泉旅行まで生活の全てを血税で賄う都民の全てを私物化した外道吸血鬼舛添が、最期の最後まで命乞いした理由が東京五輪で自分が旗を振りたいからという病的な強欲、最悪の自己中野郎、人間のクズ。それから先はもっと酷いぞ。まず国立競技場問題。技術的に建築不可能な詐欺建築家に多額の契約料、違約金を億単位で垂れ流し、もちろん血税。仮に完成したとして、五輪後の利用方法や維持費も無視した無茶苦茶な計画。そのための神宮の杜の伐採計画、国民の血税を使い都内から貴重な自然を奪う悪魔の業。その余波で明治神宮球場の移転。歴史ある東京六大学の聖地、国鉄スワローズ、産経アトムズ時代から慣れ親しんだ、自然と融合した日本で一番美しい球場をぶっ壊す鬼畜計画。北島忠治先生をはじめ、多くの先人たちが私費まで投じて建設にこぎつけた日本ラグビー界の生命とも言える秩父宮ラグビー場を、たった2週間の利権のためだけに更地にして駐車場にするという、立案に立ち会った者全員は全て銃殺レベルの狂気の発案。
クリエンブレム電通野郎はパクリ常習犯なのに、選考委員に親族を潜らせた不透明な選考、これも明らかなる利権絡み、もちろん税金。老朽化を大義名分に築地を移転させたのも、真の目的は2週間の利権のための駐車場にしたいから。これで廃業に追い込まれた仲買業者や飲食店主の涙が東京五輪を喜んで受け入れられると思うのだろうか?
細かい問題を上げたらキリがないぞ。日本がこんな心の底からアホらしい利権屋のための税金と時間を費やしてる間に、中国では、信じられないテクノロジーの開発で、世界を変えている。上海では屋台の焼きビーフン屋で5元(85円)の支払いも、もう現金は受け付けてくれないぞ、スマホでピッで終わり。2020、日本がそうなるなんて不可能。中国都市部は個人経営の小さな店でもフリーWiFiは当たり前でもう海外用のレンタルは必要ない。日本の経済予測、テクノロジーの遅延、生産力の衰え、学業、全てにおいて中国に抜かれた。優っているのは情操教育、倫理とか道徳、マナーや思いやりという無形の精神のみだが、それも五輪利権屋たちの必要以上の強欲を見るにつけ、日本そのものの崩壊が、その先に明確に見えてくる。

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以下、産経新聞記事

東京五輪招致 疑惑解明に総力をあげよ
2019.1.20 05:00コラム主張

 このままでは、東京五輪を気持ちよく迎えることができない。

 仏当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長への捜査を本格化させた贈賄容疑だけではなく、これを受けた対応が不信感を増幅させている。関係者は疑惑の解明に向け、総力をあげるべきである。 竹田会長は疑惑否定の会見を行ったが、わずか7分で終了した。強調したのは「私自身は契約に関し、いかなる意思決定プロセスにも関与していない」ことと、JOC調査チームが2016年に公表した報告書で、問題とされるシンガポールコンサルタント会社への支払いが適切な対価だと結論づけられたことの2点だった。

 だが問われているのは、招致活動の不正である。会長の直接の関与がなかったとしても、それは自身の犯意の否定にすぎない。証明されるのは招致の正当性ではなく、組織統治の不全である。

 調査報告書は、高額のコンサル料の使途を特定できなかった。資金の一部が前国際陸連会長側に渡ったとする仏当局の詳細な指摘を覆すものではあり得ない。

 コンサルの代表はロシアのドーピング問題でも前国際陸連会長側から高額のコンサル料を受け取ったとしていたが、後に業務の実態はなかったことが判明し、シンガポール地裁で虚偽説明の有罪判決を受けている。

 国内スポーツの総本山であるJOCのトップとして、疑惑を深めるだけの会見はあまりに情けなかった。だがそれは、ひとり竹田会長だけの責任か。

 あのような会見しか用意できないJOC自体が組織としてお粗末である。もとより、巨額の資金を単独で動かせるほど竹田会長には権限がない。招致の両輪はJOCと東京都であり、都が疑惑を静観していることもおかしい。資金の流れを知る立場にあった者は、組織委員会にも在籍する。

 
 桜田義孝五輪相は、竹田会長に「説明責任を果たしていただきたい」と求め、「具体的方法はご自身で判断されるのではないか」と述べた。まるで人ごとだが、招致には政府、省庁、政治家が深く関わり、オールジャパンの成果を誇ったのではなかったか。

 スポーツと五輪の意義を語った招致の言葉に、嘘はあるまい。だからこそ、不正の嫌疑を放置してはならない。
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