少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

3301 細菌感染専門医

1/26/19

事実だから書こうぞ!

FBFの皆さまおはようございます。本日で入院52日目の朝です。
最初の2週間は朝も夜もなく、ギュッと目を瞑って、シャブ中毒のようにひたすら痛み止めを求める日々。ナースたちの病室での談笑が耳に付き腹立たしい日々。MRI 検査で地下へのストレッチャー移動が激痛で拒否も試みました。

唯一の救いは、たまたま運ばれたこの病院に、防衛医大出の細菌学専門のドクターがいてくれたこと。そんな専門分野が研究者ではなく、勤務医であったことに感謝です。さらに、予備校時代の同期のM軍医が、外来で週一ですが、ここの病院で勤務していたことは心強かったです。

さて、この病院、急性期病院ということで60日になると半強制退院となります。医師からは毎日のように退院時期という文言がでます。私立病院ではなく、警察病院のように公金が土台ですから役所と同じで融通が利きません。痛みは解消しましたが、まだ自力歩行は出来ません。電動ベッドとリハビリ師のヘルプを借りて車椅子に移動できる程度で、車椅子に座るのも無痛ではありません。

増してや、これまでもさんざ書いたようにオタンコが蔓延している病院です。僕の場合、点滴の影響もあり、小便の数が少し多いのですが、就寝前1回、深夜2回、明け方1回、寝起き1回のペースですが、通常の病院ですと深夜最低でも1〜2時間に一度はナースの見回りがあり尿瓶チェックはマストですがここでは夜勤ナースの気分次第です。

小便をもよおす度にナースコールで数時間前の小水を捨ててもらう。3回くらい婦長にお願いしましたが、もう疲れました。意識や能力を飛び越えた次元です。今も朝の点滴が終わり、尿意がありますが、6時にしたオシッコが僕の枕元で3時間以上も加湿器の役を果たしています。食器の片付けもナースコールしなければ昼の給食まで放置のケースもありました。現在も一時間半以上放置です。点滴も食事の時間もルーズです。

そんなわけで、転院しようと思います。ここでのリハビリは人員の問題もあり、日に40分間だけです。やらないよりは少しだけ増し程度、ベッドの上での足挙げとかですからね。
で、転院の壁は二つあります。
ひとつ目は受け入れ病院の選定。
異例ですが、これは患者である私が自ら先方に交渉しました。で、二つの病院に絞られ、あとは医師の紹介状と、先方のベッド状況で来週中には決まりそうです。

もう一つの問題は、僕自身の移動手段。まだ椅子に座るに至らずで車は厳しそうです。特別運搬車は高額で無理。そこで、「愛の運搬リレー」という企画を考えました。
まず、隣の自衛隊から、負傷兵搬送用の担架を借ります。「災害時を想定した訓練です。ご協力ください」と道行く人に声をかけ、4人一組のグループを作り、最低100メートルをノルマに何メートル進めるか競わせます。参加した人は防災訓練&ボランティア&エクササイズの3つを同時に手に入れることができます。幼子のいるサラリーマンなら帰宅して子供たちに「きょう、パパはいいことをしたんだよ」と食卓や風呂で自慢すれば必ずヒーローになれます。
そんな運動が日本全国で広がればと、NHKが取材に来るはずです。箱根駅伝からヒントをいただきました。お猿の籠や的な発想です。

メルカリでジャージとズロースを買ったのは、そのためなんです。

本日もついてる 感謝してます。

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