少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

3355 清原事件私見14

2/8/16

清原事件、私見14。

ところで、ここで一度、清原が使用したシャブの基礎知識を確認させていただきます。

まず、「麻薬」と「覚醒剤」の違いから。

俗に言う、大麻マリファナ は、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。これに含有される化学物質カンナビノイドには様々な薬理作用があり、比較的、幻覚症状が軽いため、嗜好品や医薬品として用いられます。

しかし、日本で大麻は、麻薬に関する薬物と規定され、その生産・流通・所有・使用が、医療・研究目的、産業上必要の場合を除いて原則禁止されるています。
もちろん、世界各国でも、大麻は違法薬物です。特に中国では、40gの所持で、問答無用の死刑です。40gといえば、両手で握ったくらいです。中国はアヘン戦争で、大変な思いをした歴史があるので、薬物に関しての法律は地球上で一番厳しいのです。
逆に、ウルグアイ北朝鮮、そして、アメリカでは州によってはマリファナの個人使用は嗜好品の範疇だとして合法というクレージーな州法が存在します。
余談ですが、私が学生時代、79〜81年ころ、イリノイ州では、シカゴのリグレーフィールド(カブスの本拠地)では、タバコ感覚で、マリファナを吸いながら野球観戦する人が普通にいました。

では、次です。清原が使用したシャブですが、ビートたけしの発言ではありませんが、昭和中期まで、浅草の芸人が日常的に使用してたという、つまりヒロポンです。たけし曰く「疲労がポンと取れるからヒロポン」という説はともかく、大日本住友製薬が製造して、市販薬として薬局で普通に売られていたそうです。

では、一般的にいう麻薬とは、ケシの実が原材料です。で、ケシから出る乳液状の物質を乾燥させたものが「アヘン」で、アヘンの中に含まれる「モルヒネ」を化学反応させて生成したものが「ヘロイン」となり、この3種はケシから生まれます。

一方、一般的にいう覚醒剤とは化学薬品で、メタンフェタミンなどの物質からできています。メタンフェタミンはマオウという植物から抽出された「エフェドリン」という物質から、さらに化学合成された物です。

したがって、取り締まる法律も異なり、前の3つは「麻薬および向精神薬取締法」が該当し、覚醒剤はそのまま「覚醒剤取締法」が該当します。なお、コカインやMDMAなどの麻薬も「麻薬および向精神薬取締法」が適用されます。

清原の場合、覚醒剤取締法違反なので、大麻系ではありませんが、大抵の場合、入り口は大麻系からなので、遡ってそちらの証拠も上がれば、ダブルで起訴される可能性もありますね。
これによって、入手ルートが複雑化し、捜査は混乱すると予想されます。
(つづく)