少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

5370 におい展

1/24/19

「史上最強の雲黒斎の真実」
が、解明されました。

茶化す話ではないのですが、リハビリ室から部屋に戻る途中、私を乗せた車椅子を押すうら若き女性リハビリ師が、部屋の手前3メートルのところで「強烈ですね」との感想を漏らしたまま気絶、その後はガスマスクを付けたナースが引き継ぎ、入室を回避して、小さな待合室で午後の点滴を開始。回復したとはいえ、まだ車椅子に一時間も座れる腰ではないが、まるで空気に色がついたような運子臭で窒息死するか二者択一、究極の選択。

ナースもドクターも謝罪に来るが、このケース、誰にも罪はない。この病院の敷地近辺が、陸軍731石井部隊の跡地だという史実に基づけばそれも頷ける。私は小6の時に親父の本棚から、森村誠一の「悪魔の飽食」を読んだだよ。陸軍の細菌兵器開発部隊だよ。

患者のAさん76歳男性は、昨年12月、仲間同士の飲み会のあと、帰宅して、自宅の階段で足を滑らせて転落。脳挫傷で入院、意識不明の重体。毎日、一日も欠かすことなく、息子さん、奥様、実姉さんの誰かがローテーションで見舞い、1時間ほど耳元で声かけしている。
「パパ、僕だよ◯◯だよ、目を開けて、パパ、また一緒に温泉に行こうよ」「あなた、起きて、あたしよ、わかる」「◯◯ちゃん、起きなさい。お母さん100歳になったのよ」狭い4人部屋、全ての会話が聞こえてくる。気の毒すぎて辛い。

臭気の原因は下血混じりの糞尿、しかも下痢。乾燥した空気が勢いよく臭気の粒子を吸い上げ巻き散らす。Aさんは点滴で栄養補給のため、腸内で化学変化を起こし、さらに小腸もしくは大腸のどこかが破れ、そのl血液が混じり、まさに石井部隊が開発に尽力した兵器を偶然にも完成させてしまったのだ。

こらえきれなかった若いナースが換気のために窓を開けようとした。ベテランナースがそれに気づき、制止を試みるも時すでに遅し。若いナースの生命維持行為 により 強い隙間風で煽られた臭気が廊下にまで拡散され、まだ経験の浅い若いリハビリ師が、それをモロに食らって犠牲者となった。彼女、二階級特進

一旦、Aさんを外に出し、その間に換気とファブリーズによる消臭が施されたが、空襲はいつ何時来るか予想不可能とのこと。昨夜は鼻の穴にティッシュ詰めて、二重マスクの上にタオルを巻いて窒息覚悟で寝ました。

Aさんやご家族には気の毒です。また、私だけではなく、皆さまも、明日は我が身です。ナースの皆さんも大変です。

本日も貴重な経験をさせていただきました。
ついてる 感謝してます。

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