少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

5380 知子さんの命

1/25/19

医療や社会が抱えた重要な問題への、実体験に基づく提言、娘さんを失ったお母さんの心の叫び。

他人ごとではなく、明日は我が身だと想像してください。

以下、豊嶋眞佐子さんの投稿より全文

 

何故、精神医療被害に繫がってしまったのか?
他科の医療や警察、福祉にも大きな問題があると私個人は娘、知子の被害を通して、感じます。
そして、何より、国が認めて居るという問題が何より大きく、被害を訴えれば訴える程、窮地に追い遣られる………
他科の医療、警察や社会、地域からも排除される………そんな絶望さえ経験しました………
そして何より、国が認めて居る医療=医者達に刃向かえば、見せしめに殺されるのだと分かりました………
私が、被害を知り、娘知子が薬で悪化してるから減薬治療と内科的治療をと切実に訴えた事は=刃向かった事になり、私の娘、知子は他科に見放され、また、あちこち縋った先にも、心的外傷を受けただけで、あらゆる医者達に娘知子は殺されました………
どんなに私が真実=正しいと思った事を訴えても通用しない恐ろしい社会だと思い知らされました………
知子を亡くした当初は、知子が殺された怒りや悲しみや絶望の感情から、偏った思考に陥ってましたが、息子の声を聴き、あらゆる精神障害者の声を聴き、知子や息子を想い、私に様々な事を伝えてくれた友人、知人のおかげで、少しづつ、冷静さを取り戻せ、客観的思考を取り戻す事が出来ました。知子や息子や弟、母の本当の病を教えてくれた末田医師にも感謝して居ます。息子や友人、知人にも何より、感謝しています。知子の本当に伝えて欲しかった事も少しづつ分かって来た様に感じて居ます。
そんな今になり感じて居るのは、心的外傷後ストレス障害に無知な医療、福祉、社会、私が知子を死なせたのだと感じています………。
既に精神医療被害から免れた方々は本当に良かったと思います。
免れた方々や現在渦中に居ない方々には、様々な意見があるとも思います。
感じる事や思う事はその時の置かれてる現状、立場により様々かとも思います。
しかし私達家族はまだまだ渦中に居ます………
息子や弟が知子の時の様に私が間違った対応で危険に晒す事がない様にしなければなりません。
そして何より一番忘れてはならないのは、息子や弟の気持ちです。
知子は私が被害ばかりに気を取られてしまい、知子の気持ちを犠牲にしてしまいました………私はそれを一番懺悔の念で生きて居ます………。
それが、知子には一番の被害だったのではないかと思うのです………。だから、私はもう二度と同じ過ちを繰りかえす分けにはいかないのです………。それを知子が教えてくれてるように感じても居ます。
だから、これからは私の気持ちや思いを優先する事なく、優先為べきは、息子と弟であると言う事を決して忘れず、息子や弟の気持ち=心を置き去りにはしない。そう決めて居ます。
あらゆる葛藤を抱えながらも………。
大切な人の心=気持ちを守る事。それが唯一私が出来る事だと、痛感しています。
今の社会の現実は甘くはない。逆に非常に危険で厳しい事を知子を死なせてしまった経験から痛感しているから……。
心的外傷後ストレス障害の我が子が知子の様にこれ以上あらゆる被害に晒されない様に、心的外傷後ストレス障害に無知な今の厳しい社会の現実をしっかりと見据えて、対応、対処していかねばなりません。
そんな社会なのが、何よりの被害だと感じて居ます………。
皆さんの被害と娘、知子の被害が普通に認められる社会にならなければ、決して被害も無くならない。
精神医療だけの問題では無いと私は強く思います。
心的外傷後ストレス障害を患い、生活困難な心身障害に苦しむ方々が、正しく診断されきちんと治療される日が来ますように願いながら今の厳しい現実を生きて行きます………。
読んで下さり有難う御座います。