少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

5765 取材不足の評論家

3/20/20

専門家だとか評論家だとかコメンテーターとか、こいつらが「ボンクラ」と称される所以はロクな取材もせず、自己の想像と理想論を並べるだけで法外な出演料が棚からボタボタ落ちてくるからに他ならない。
大阪府知事はいつも大袈裟」とのたまう兵庫県老知事。

もっとしっかりと情報を収集せよ。県民の生命がかかっているぞ。
また、自己判断で休校を解除する自治体、イベントを主催者の自己判断と懐柔する政府も同罪。

台湾と中国がどのようにして抑えたか、もっともっと報道しなければ。できるできないもあるけど、できることもたくさんある。

台湾と中国の封じ込め作戦の方法は基本的に違うけど、決定的に同じことは「危機感」である。日本にはその危機感が、二国の爪の垢ほどもないという愚かな事実。

中国のゴルフ事情をリポートする原稿を書いています。中国とは密に連絡を取り、現地で暮らす複数の方々に取材しています。徹底的な個人の行動を管理、自由の束縛。「中国だから出来た」というのは結論であって、問題は、どうして中国、台湾がそこまで徹底したのか、ということ。放置していれば、今のイタリア、ヨーロッパになることが、中国、台湾は想像できたからです。

写真は紹興市在住の、FBF赤松さんに、お願いして撮影していただいたものです。中国では三国志の名残りである程度の都会では、防犯のため、地区で囲いをしています。赤い帽子のおじさんが、日常の生活の中で、出入り口で体温を測っています。こんな状態ですから、我社も香港のエージェントを通じて中国政府から非接触型体温計を15万個の注文がきました。(残念ながら一本も入手できず)。写真2枚目は大手モールですが、当然、入り口で体温チェックです。人の移動でも日本は自粛程度ですが、中国は禁止です。できるできないはありますが、政府の危機感に対する温度差の違いが、日本ではまだ対岸の家事状態です。日本ではここまで拡散され、このままだと本当に80%以上の感染でオーバーシュート。人工呼吸器が足りなくなり、肺が機能せず呼吸できない魚のように苦しみながら絶命するのです。

それでも五輪五輪と騒ぐ政府とマスコミ、そして関連スポンサーの「◯◯を買って五輪をに観行こう」「◯◯は2020の公式スポンサーです」と無意味で空気を読まない強欲を押し付けるCMは差し替えるべきだろう。

月曜日には「五輪警備」を請負う会社から「面接」の中止が先方から来ました。昨日は同時に申し込んだ「ホテル」から、同様に「面接」のキャンセルが来ました。理由は双方とも「東京五輪中止にともない」という理由です。

取材させていただいた中国の方々は全員が「オリンピック?日本人、みんな死にたいのですか?」とのことです。
ちなみに上海の小学校は最低5月まで休校で、誰も文句は言わないそうです。

社会構造は各国違うとしても、人体構造とウイルスはみな同じと捉えるべき。

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