少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2013-04-12から1日間の記事一覧

1780 不当判決イレッサに思う

端くれではあるが、医療に携わる仕事をする者として、やはり、おかしいと思う、イレッサにおける最高裁の「不当判決」。 こんなことが、まかり通るなら、「医療」は何でもアリか・・・と思わざるを得ない。あえて犠牲者と書かせていただくが、その方たちや、…

1779 無能安城警察に喝だ!

「おい、おま〜ら ええ〜こ〜ろ〜にせえよ」 「はい・・・わかりました・・・すんまへん」 安藤総理が若きころ、あんまき高校一年生の時の担任・石原昭好先生の口癖。「おま〜ら ええ〜こ〜ろ〜にせえよ」 意味もわからず、「すみません」と答えていた。 安…

1778 浄土からの声が聞こえる27

例えば、こんな経験はないだろうか・・・・? 事故や怪我で一か月以上、車椅子での生活を余儀なくされた経験がある方ならだれでも身に覚えがあると思う。 車椅子から離れ、一月ぶりに松葉杖で立った時の景色のあまりの違い。わずか一メートル足らずの高さの…

1777 浄土からの声が聞こえる26

美和子のケースを医学的な見地から検証してみるとこうなった。 まずは、不特定多数の見知らぬ人間が長期にわたり生活を強いられた避難所での暮らし、シャワーもなく、糞尿であふれた劣悪のトイレ、半身の不自由な美和子には、それが地獄に感じた。 不潔強迫…

1776 浄土からの声が聞こえる25

佳子の母・美和子につけられた病名は強度の「強迫性障害」だった。 強迫性障害とは強迫症状で、強迫観念と強迫行為からなり、双方が存在しない場合は強迫性障害とは診断されない。強迫症状はストレスにより悪化する傾向にある。 強迫観念とは、本人の意思と…

1775 浄土からの声が聞こえる24

表示こそされていなかったが、そこは、この病院の旧病棟を利用した精神障害患者用の入院施設だった。震災前までは、佳子が察知した通り、病院の倉庫として使用されていたのだが、震災後に、精神障害患者用の施設として、改築された。改築された、と言っても…

1774 浄土からの声が聞こえる23

佳子は、自分でもわからなかった。 何故か、吸い寄せられるようにして、この病院を訪れ、今までなら、受付で事情を話し、入院者名簿を調べてもらう作業や問答を繰り返していた。入院患者の中には個人情報保護法に基づいて公表を拒否する人もいて、すべて調べ…