少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

076  公衆トイレと平和賞

ダウンタウン松本人志さんが、以前、テレビでこう言った。
「僕はコンビニのトイレとかによう行かれへんねん。なんでかいうと、コンビニとかのトイレに入ると、必ず変な紙が目の前にど〜んと貼ってありますやん。”きれいに使って下さいましてありがとう”って。あれって何ですか?こっちはまだ使うとらんわけですよ。使う前から、使うたことを前提に、ありがとうなんて、どんなプレッシャーをかける気ですか?そんなん、僕みたいな小心もんは、汚してしもうたらどないしよ思うて、もう手がぷるぷる震えてぜんぜん狙いが定まらんくなってしまいますやんか。こっちはもう切羽詰まった状況で行くわけですよ。”汚すなボケ”って書いてありゃ”じゃかぁしゃいアホウ”ってこっちも突っ込めるんですけどね、先にお礼言われてしもうたら、もう絶対に汚したらアカンって緊張しまくりですわ。出るもんも出えへんくなってしまうわ・・・。あれはある意味、コンビニが考えた”トイレを使うなや”という脅迫文ですわ。そう思わへん?」
そう思いませんでしたが、今はそう思います。と思ったのが、オバマ大統領のノーベル平和賞の受賞。寝耳に水でしたね。
就任9か月にしてまだ国際和平に何の実績もないどころか、アフガンの駐留米軍を6万人から10万人に増員する動きさえある米国。その決定権を握るオバマ大統領に何故、今、この賞なのか?
選考委員会の選考理由ってどこかに明記されているんでしょうかね?
報道によると、オバマ大統領の「核兵器廃絶宣言」が決め手となったということですが、言うだけで選出されるなら鳩山総理の「地球温室化効果ガス25%削減宣言」だってノーベル地球環境賞(あるのかどうか知りませんが)の受賞対象になるのではないでしょうかねえ?
いずれにせよ、この受賞の真相は松ちゃんの「公衆トイレ脅迫文説」が有力だと僕は思います。
海外の反応も「平和賞はオバマ発言に弾みをつけ、より重大な責任を持たせた先行投資のようなもの」(イタリア大統領)「今以上の結果を出さなければしめしがつかなくなるだろう」(フランス大統領)と松ちゃんのプレッシャー説を裏付ける発言をしている。
当のオバマ大統領も「実績のないこの私に、この賞が来るということは、核廃絶をより現実化しなければならないという使命をより強固なものにさせた」と自覚している。
それにしても原爆を落とした国の代表者が平和賞とは、少数派の私としては釈然としない部分もいささかあります。
例えば、自分で放火し「たいへん火事です」と消防署に通報してバケツリレーにまで参加したマッチポンプが「感謝状」をもらったり、あるいは窃盗に入って「この家の防犯対策はなっとらん」と被害者に説教する泥棒に「指導料」を支払うようなものではないのか。
アメリカの大統領よ、核を廃絶したいという気持ちが真剣であるならば、まず広島と長崎を訪問することが、ひとつのケジメではないのか?
あの悲劇は60年やそこいらではチャラにできない。