少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

097  落合なにさま?

落合が嫌いな理由はものすごくたくさんあります。
今朝の報知スポーツの記事をネットで見ました。
昨夜の中日の敗戦について、現場の最高責任者の落合のコメントは「何も聞くな、新聞記者の考えてることくらい、俺にはわかってる・・・」とたったのひと言。
このようにスポーツマスコミを小バカにした対応を落合は就任以来、続けてきました。これまでの落合の動向を見るにつけ、無視せずコメントするだけ、まだマシと見るべきかも知れません。
プロ野球は、まず応援してくれるファンありきで成り立つビジネスです。マスコミはビジネスとして、流通(広告宣伝)という立場で、それに関わることで、球団とマスコミは持ちつ持たれつという関係にあるのです。その関係を熟知し、最大限利用しているのが、楽天・野村監督です。あのマスコミ露出度を広告料換算したら、いったいいかほどになるのでしょうか?
来年のブラウンではノムさんの1割にも及ばないことは明らかです。
いくら頑張っても話題にならない球団や選手が圧倒的の中、ドラゴンズは親会社がマスコミということもあり、恵まれた立場にあります。にもかかわらず、落合という責任者はこのありさまです。
例えば中日スポーツの駅売りは中日の勝敗がものすごく左右します。また監督の名前は大きく、星野監督時代は話題が豊富で勝敗にかかわらず、バカ売れしました。
落合のように、監督のコメント、監督の見解がなければ話題もなく、新聞の販売数は極端に落ち込み、広告収入も激減です。親会社の減収だけなら、落合の非礼、我がままを容認するマスコミにも責任の一端があるのだから仕方ないと僕は思います。
問題なのはマスコミを無視するということは、イコール、ファンを無視するのとほぼ同等の行為です。
たくさんの熱いファンが応援しているのに、落合ドラゴンズの周囲には冷めている人々がたくさんいます。それは担当記者をはじめとする取り巻きや、山井投手、井上選手、私のようなアンチ落合の中日ファンです。
かつて、落合とまったく同じ輩を、記者時代に私は目撃しました。
それは清原という輩です。たまたま西武担当記者が休みで、急遽、ヘルプで行かされた西武球場の記者席でのことです。
新人の清原が打席に立つ毎に西武担当の記者という記者が全員、手を合わせて神に祈るのです。
「打〜つ〜な〜」「ぜっ〜た〜い〜打〜つ〜な〜」
それは世にも恐ろしい光景でした。
「ほら、安ちゃんも一緒に祈るんだ〜」と他社の担当記者に促されて、いっしょに祈りました。
ところが、「カッキーン〜」と快音を残し、清原の打球はバックスクリーンへ一直線。
「チクショー、また打ちやがった」と原稿用紙を床に叩きつける記者。
「ふざけんなよ」と机を蹴飛ばす記者。「あ〜あ」と涙ぐむ記者。
みんなどうしたんだ。ギャンブルでもしてたのか?とも疑いました。
真相は試合後、清原がマスコミを無視して囲みインタビューはおろか、問いかけにも応じない、ということから、記者との間に深い確執があったというわけです。
清原が打てば、各社一面です。本人のコメントのない記事を書くことがいかに困難で、虚しく、素っ気のないものか。記者が涙ぐみ気持ちはよくわかります。
一年生の清原も許し難いですが、「長年、この世界で飯を食わせてもらっている」落合がこの態度では、記者席の担当記者の気持ちは、あのときの西武球場の記者席と同じ雰囲気でしょう。
敗戦の時もきちんと、責任者らしくマスコミに対応する原監督のチームに、勝ってほしいと願うのは、ドームに居るマスコミ関係者のほとんどの願いです。中日ファンの私でさえ、その気持ちはよく理解できます。
本日のCS戦、スポーツマネジメント会社経営の木村さんのお誘いで、観戦に行きます。Gが勝つのは目の前で見たくありません。立浪さんと井上さんの応援に行ってきま〜す。