少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

114  スポーツの品格

内藤選手、負けちゃいましたね。あの胸くそ悪いチンピラを叩きのめしてもらいたかったのに、悔しいです。
広州の祈福新村(クリフォードニュータウン)の中に明大の大先輩の八高(やこう)さん夫妻が経営する「割烹・八高」という日本料理の店があり、そこで数人の駐在員の方々とテレビ観戦してました。
僕は元スポーツ記者ですので、アスリートに対して敬意の気持を抱いています。それは自分がチャレンジしても絶対にかなわないことをやっているからです。
ただ、それと同時にスポーツに対しての愛情がある故、それを生業としている人々には最低限の品格というものを求めます。
その品格に関して許しがたい人物が4人ほどいます。
落合、清原、亀田兄弟・・・。理由は今更書かなくても・・・ですね。
朝青竜はギリまだ許せますが。
品格とはすなわち人格です。野球もボクシングも相撲もルールに基づいたスポーツで、それはグラウンドやリング、土俵上のことだけではありません。
王さん長島さんが、マスコミやファンを無視したことは一度もありません。輪島さんや具志堅さんが、リング外で年上の選手に罵声を浴びせたこともありません。若貴兄弟が相手力士を侮辱するような態度をとったことがあったでしょうか?
一流のアスリートは24時間紳士なのです。どんなに野球が上手くても、力自慢でも、とても敬意を持つ気になれないし、なんでこんな奴らが・・・と思うのは僕だけでしょうか?
闘将・星野さんだって、グラウンドではヒールになり暴れることもありますが、私生活では礼節に厳しく義に厚い人です。でなければ、政財界からの援護はありません。
ガッツポーズの是非が各競技で取りざたされていますが、僕は基本的にガッツポーズに反対です。
その理由
1・野村監督曰く「プロは打って当たり前、抑えて当たり前、ホームラン打って、三振に抑えて、ガッツポーズなんかしているうちは、まだアマの領域。本当のプロは何事もなかったようにベンチに引き揚げてくるもの」かっこええ。
2・王さん曰く「本塁打を打ってガッツポーズした時、実兄にひどく叱られました。お前は打たれた投手の気持ちがわからんのか。その程度の気持しかない人間に野球をやる資格はない・・・と。僕はそれ以来、ガッツポーズはしていません」王さんもすごいがお兄さんも・・・。
3・明大・北島忠治監督「トライはトライをした奴の手柄じゃなく、ボールを繋いだ15人全員のもの。だから個人の力と勘違いするガッツポーズは無用。それにトライされた相手の気持ちも考えなさい」さすが。
番外編・「カープの前田選手が巨人戦でセンターの守備でタイムリーエラーをしたあと、自らのバットで同点のホームランを打って、号泣した。その涙はホームランのうれし涙ではなく、自分のエラーに対する悔し涙だった。前田選手もそれ以来、ガッツポーズはせず、ホームランを打っても野村監督が言うように仏頂面でホームを踏む」プロだねえ。
感情に任せて喜ぶのは簡単。でもそこをぐっとこらえて苦虫を噛み潰すのが大和魂ではないのかと思う。
プロアスリートはそれぞれ生活がかかった、いわば真剣勝負のはず。
サムライ同士が果たし合いで叩き斬った相手の上に足を乗せ、ガッツポーズをするだろうか?
ラグビーではノーサイド(試合終了)後に同じシャワー室で両チームの選手たちがフリチンでシャワーを浴び、アフターファンクションで乾杯をする。悔しい思いをグランドに残しても、乾杯するまでに、気持ちの整理をつけなければグラウンドに立つ資格さえないと言われるスポーツである。
だから秩父宮ラグビー場にはシャワー室がひとつしかなく、それが理由でサッカーの試合は行われない。
スポーツはそのすべてが競技者の品格の上に成り立っている。上記の4人をはじめとするチンピラもどきが、踏み込んで汚してはならない世界。それを許すマスコミやファンも同罪ではあるけれども・・・。