少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

152  社会人ラグビーの悲哀

6日ぶりに都内某所から帰宅して、いきなりラグビーの話で恐縮です。
本日24日、秩父宮ラグビー場にて「トップリーグプレーオフトーナメントセミファイナル」なるものを観戦しました。長たらしいタイトルですが、要は社会人大会準決勝です。
東ではサントリーVS東芝が、西の花園ラグビー場ではトヨタVS三洋が同時刻のキックオフで行われました。サントリー以外はおいおいラグビーなんかやっててええのかい、という本社の経営状況ですが、そこはあえて突っ込みません。
今回、書きたいことは社会人のレベルの低さと、旧態依然としたラグビー協会の時代遅れの運営管理能力です。ラグビーにご興味のない方はここでスルーしてください。
サントリーVS東芝は前半にリードされた東芝が後半に逆転し、35-24で決勝進出。同じく三洋も後半でトヨタに逆転して25ー21で勝利。逆転ゲームにスタンドは沸きましたが、その内容たるや、これが日本のトップレベルのゲームかと目を覆いたくなる散々たるものでした。
ノッコン、スローフォワード、ノットストレート、ハンド、両軍合わせて3度のアーリーエンゲージなど、高校生でも今どきやらないミスに次ぐミス。加えて、相手もボールも殺せない高いタックル。もう、本当にどうにかならんもんかと、見てて腹立たしくなりました。
というのも2019年にラグビーワールドカップの日本開催が決まっているからです。これは、めちゃくちゃ恥ずかしいことになりますぞ。
過去のワールドカップで日本は100点ゲームで負けています。草ラグビーでも滅多にない点差です。そして日本ラグビーと世界の差は縮まるどころか、現在も開きつつあるのです。
やはり、ラグビーは手足の長いプレヤ―の方が断然有利なスポーツです。かつ、韓国チームのような類い稀な闘争心も必要です。しかるにこのスポーツは日本人には不向きということです。
それを言っちゃあおしまい、なんだけど、そうなんです。
で、ラグビー協会。ヨーロッパや南太平洋ではサッカーをしのぐ人気スポーツなのに、日本では動脈硬化を起こしたおじいさんたちが、協会を仕切り、若い人の意見を全く取り入れません。大相撲の世界と同じです。貴乃花親方が古い体質を改革しようと立ち上がる気持ちはよくわかるし、ラグビー界も続いてもらいたいものですが、ラグビー界は相撲界よりも、じいさんたちが幅を利かせています。
ラグビー界には貴乃花のような若手の大物はいません。唯一、期待されていた平尾誠二もあっという間に潰されてしまいましたし・・・。
都会のど真ん中、青山の超一等地にラグビー専用グラウンドがあり、快晴の日曜日、東芝サントリーという大企業同志の対決に2万そこそこのスタンドも満席にできないとは本当に情けない。こんなんでワールドカップなどとは、世界のトッププレーヤーと大金を使ってくる世界のファンの方々に本当に失礼だと、一個人の私ですら、そう思います。
あまりにもくだらなすぎるハーフタイムの演出に頭を使うなら、もっと入場料金の検討や、入退場システム、チケット販売システム、情報システム、グッズ販売システム、プログラムシステムなど、本当にファンが必要としている部分に着手するべきなのです。
昔の栄光にしがみついてるだけの、いわゆる名誉職なるじいさんたちが後進に席を譲る気持ちはさらさらなく、さしたる危機感も感じないまま棺桶に入るまで、絶対に意地でも役員を辞めない。これがラグビー協会の実態なのです。ここからは何も新しいものは生まれません。
サッカーだってJリーグが誕生するまでは、似たようなものでした。名が知れた選手だって、せいぜい釜本と奥寺の2人だけでしょう。ラモスだって日本リーグ時代は知る人ぞ知る・・・程度でしたから。つまり、本当に変わる気があるなら出来るはずなのです。間違いなくサッカーより激しいスポーツなのだから、プロデュース次第で、メジャーになる競技なのです。
(余談ですが、僕がラグビー部のセレクションで早稲田の教育学部体育学科の受験の時、当時、早大4年生の加藤久さん=読売クラブがサッカーの指導をしてくれました。あと、陸上部の瀬古利彦さん=SB食品と野球部の岡田彰布さん=阪神も在学中で、体育試験の指導に来てくれました。それと別件ですが、先日、天皇杯をテレビで見ましたが明治OBで日産に行った木村和司さんが解説で出ていましたが、体型をはじめ髪の毛など、かなり残念な姿になっており、ショックを受けました。街ですれ違っても、絶対にわからないかと思います。僕も人のことは言えませんが、木村さんは一年ほど先輩ですが、それにしても・・・)
てなわけで、日本ラグビー界はもうアカンですわ。
本日の昼食。元祖札幌や外苑店でみそラーメン530円。夕方、下北沢たこやき15個入り500円(久々に25分も並んで食べたわ〜)。その後古本を買いあさり、夕食は幻の蕎麦屋「くりはら」で盛り蕎麦(大=300グラム)1200円。(本業は陶芸家の店主が週末のみ営業。福島、岩手、青森、秋田、北海道から蕎麦を取り寄せ石臼挽きたて十割蕎麦。ずっと気になっていた店でした。03-3466-7980)
蕎麦は美味しかったです。でもツユはもっと美味しい店を知ってます。
下北沢一番街のレトロショップで60年代のアームパイプチェア2800円を購入して帰宅。