少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

165  1億2000万円の箱

一週間前(2月1日)に降った雪が、まだ少し日陰に残っています。それくらい今年の東京は寒いです。
昨日(6日)ときょうの出来事をつらづらと書きます。特にオチはありません。お忙しい方はスルーしてください。
6日、午後、久しぶりに下北沢のアンティークショップ数件を自転車で探索。以前、私が経営していた「下北レトロコレクション」で働いていてくれた甲斐さんが「木曜館」で働いていたのでしばし歓談。この店はずっと以前、作家の辻仁成氏が若かりし頃にバイトをしていた店。
一番街の洋菓子店「シャドン」で以前から気になっていた「下北ロール」1200円をやっと購入。1日限定20本なので、なかなか入手できなかった一品。味は今まで食べた中で一番甘くない生クリームに出し巻き玉子のようなしっとりとした生地。かなり大人の味。好きな人は好きなんだろう、というのが僕の評価です。
午後6時。調布の「土風炉」で江戸侍・永井左兵衛氏と一献。まずは熱燗で2合銚子を2本。その後、江戸侍は冷やで、僕は韓国のマッコリを所望。仕上げの蕎麦が絶品。半分は保険の仕事の話、半分はただの懇親。
二次会は近くのスナック「びっぐまま」へ。初めて入る店ゆえ、システムを確認。焼酎1本5000円〜、テーブルチャージ2000円、婦女子の飲み物1杯1000円。これなら、まあ良心的だと思い、閉店まで飲む。その間、江戸侍は時々店外に出ては行方不明になる。町奉行には夜のご奉公があるとみえ、深く詮索はしませんでした。
調布と言えば、元ドラゴンズの宮下昌巳投手の地元。「一緒に飲もうよ」と電話を入れると「今、新宿で取引先の開店パーティー中なんすよ・・」とつれない返事。12時02分の終電で帰ろうと会計の最中に「ど〜も〜」と宮ちゃん登場。ああ、これで終電は無理。さらにもう一本、新しいボトル入れ、2時すぎまで飲む。
会計が僕の計算よりやや高いのが気になり、翌日、チーママみたいな女の子にメールで明細を聞くと、おつまみのせんべいが一皿1000円、カラオケ1曲300円だと。ん〜こんなところに刺客がいたとは。一曲300円とは知らずに5曲も歌ってしもうた。笹塚のカラオケボックスなら1時間280円で1ドリンク付きなのに。それにしてもせんべい1000円は今どきどうなんだろう。お店もタイヘンなんだろうな。
まあ、宮ちゃんと久しぶりに飲めたし、よしとするか。
本日7日。朝のニュースでお隣の渋谷区大山町で火事があったとのこと。見覚えのある店舗の映像だったので、歩いて見に行きました。
中野通りが閉鎖され、警察と消防が現場検証中で立ち入り禁止。古い薬局が燃え、女性がひとり焼死されたそうです。こんな近くなのに、消防車の音が聞こえなかったのは北風が強く、薬局が我が家より南側(風下)にあったためでした。被害者の方はお気の毒でしたが、隣家に燃え移らなかったことだけは不幸中の幸いです。
統計では6000分の1の割合で民家の火災が発生するそうです。どうかみなさまもご用心ください。
自宅の前の遊歩道では町内会の餅つき大会があり、あんころ餅ときなこ餅を頂きました。
中野通りの拡張のため、昨年限りで閉店した中華店「伯陽軒」さんを覗くとおじさんが居ました。「椅子とテーブルどうするの?」と尋ねると「全部捨てるんだよ」と言うので全部頂くことにしました。30年前の開店時から使用していた年代物。僕が責任を持って、再生させます。年代物の椅子13脚、テーブル4基。その他もろもろ。声かけてよかった。
午後5時半。骨董の師匠の拾得さんと新宿で落ち合うため、笹塚駅へ。
太宰治が入水自殺した玉川上水のほとりを歩いていると、ご婦人がエサを取りにくる鳥たちにパンくずをあげていました。
カルガモ、百舌鳥、ヒヨドリ、鳩、スズメ、遠くにカラス、きょうは見かけなかったけど、時々、白鷺、あと名前がわからない鳥2種・・・。
こんな都会のど真ん中でバードウオッチングの穴場があるんです。
さて、拾得さんとは「新宿で会いましょう」と言っただけで、具体的な待ち合わせ場所は決めていませんでした。僕が新宿に着き、携帯で拾得さんに連絡を取ろうとしたら、あの人ごみの中から「安藤さんここに居ます」と拾得さんが現れました。
では、この出会いを記念してと向かった先は新宿一安い「さくら水産」へ。ビールで乾杯して「本日のお勧め・白子のポン酢380円」は絶品でした。偶然にも隣のテーブルには日本ラグビー協会の面々が陣取り、興味深い話をされていましたので、耳をダンボちゃんにして聞き入りました。
しかし、それよりも興味深いのが拾得さんの話。
昨秋、東郷神社の骨董市で静岡の業者さんが、古い箱に入った仏教の経典を5万円で買いました。どこかの寺からの出物だったそうです。
その業者は中身の経典が目当てで、経典は抜き、漆のハゲかけた、見るからにぼろぼろの古い箱だけを市場に投げたそうです(投げた=いくらでもいいから競りで値段がついたら売る)。ところが、どの市場でも値段がつかず、お引き取り(お持ち帰り)だったそうですが、昨年の暮れ、京都の市場に出した時のことでした。
3万円でスタートした競りが、なんと1億2000万円で落札されました。
箱は韓国の国宝級のもので、現存するものは、それを含めて5つしかないそうです。京都でも有名な目利きの業者が声を出し、それにつられてついにその値段になったそうです。
あり得ない話ですが事実だそうです。50万円が1000万に、100万円が3000万に化けたというのは1年に一度くらい耳にしますが、中身を抜いた5万円が1億2000万というのは想像にも及びません。
拾得さんは、全国の骨董市に出店しているので、よく地方のものを送ってくださいます。先日、美味しいコーヒーの入れ方を教えて欲しいと所望したところ、九州では評判な小倉の「極東ファディ社」の自家焙煎あらびきブレンド(コロンビア、ブラジル)を持参してくれました。
今、ペーパードリップでいただきました。苦い香りは濃厚で、液を口の中で転がすと淡い酸味を感じますが、飲み込むと口の中に甘味が残る感じです。
朝はインドネシア産のTORAJAというのを試してみましたが、香りも苦さも少しぼやけている感じがしました。
さくら水産」の後、拾得さんと西新宿の「スタバ」で一服。やはりセレブだけあって他のコンビニカフェより美味しいですわ。
ANAもユナイテッドも機内のコーヒーはスタバですけど、ぜんぜん味が違うのはやはり入れ方なんでしょうか?
ワケあって美味しいコーヒーの入れ方を研究するきょうこの頃です。