少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

344  読者様ありがとうございます

10月3日の「少数派日記」アクセス数226件。信じられません。読者の皆様ありがとうございました。とても嬉しいです。
226と言えば、2・26事件か、もしくはサザンの桑田佳佑さんの誕生日。なんだか忘れられない数字になりそうです。
その後、結局僕は病院を抜けだし明大の先輩の八高さんのレストランでいつもと全く同じメニュー(カツカレーとゼロコーラ2本)を注文。先客の日本人客が二人おり、同じテーブルで食べました。
2時間近く話込みました。次回の僕のプロジェクトにも賛同していただき、やはり来てよかったです。
その後、ちょっとだけ寄り道をして、善人商店へ。青島缶ビール2本をゆるりと飲み、お互いの素状や将来の指針などを語り合う。
ただものではないと睨んではいたが、ご主人は名門・名古屋大学の出身で元外務省の外郭団体の職員。
愛知県で名大出身なら天下をとったようなもの。怖いモノなしだ。
そんな彼が深夜0時過ぎ、よれよれの格好した中国人労働者に1箱5元(70円)のタバコを「ありがとうございました」と深々と頭を垂れ、両手で手渡している。実に奇妙な光景だ。僕でなくとも「どうして?何で?」と聞きたくなるはずだ。もちろん僕は尋ねた。
「ここはダミーでしょ、本当の仕事は何?」
彼もこんな質問をされたのは初めてだろう、回答に窮していた。
「自分が何をやりたいのか、何をやるべきなのが、実はまだわかっていない。ここで多くの人々と知り合い、その中で何かを見つけられればと思っています」
そんな内容の返答だった。素晴らしいことだ、と僕は彼を讃えた。
中国人の奥さんは椅子にもたれ、もう半分眠っていた。
人の人生は出会いによって大きく左右するもの。いい出会い、悪い出会い、自分に誰かと出会う意思とパワーがなければ出会いはない。あっても稀有な出会いだ、あまり意味がない。そしてすべての出会いが自分にとって、すべていい出会いだと認識できる精神力があれば、素敵な人生に違いない。
「同じ数の出会いと別れ でも割り切れなくて」(コブクロ「ここにしか咲かない花」より)
そうだろうか?僕はそうは思わない。一度出会った人と別れは来ないと信じているからだ。そう「輪廻転生」。だから死別という言葉もない。
「回る回るよ時代は回る 喜び悲しみ繰り返し
きょうは別れた恋人たちも 生まれ変わって巡り合うよ」(中島みゆき「時代」より)
そう、これなんですよね。ホント、僕はそう思います。
「少数派日記」を通じ、見えない読者の方々と出会えたことに感謝いたします。ありがとうございました。