少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

396  喫茶店設立状況31

いよいよ佳境に突入です。開店まであと9日。カウントダウンです。
「本当にできるの?」。店の状況を覗きにくる人はみんなそう言いますが、「なんで出来ないの?」と僕には不思議で仕方ありません。感覚が違うのかな?
本日午前。知立高校の先輩のE社長から紹介された竹本鶏卵社さんが、サンプルの卵10㌔を持ってきてくれた。簡単にできる卵料理のレシピとコストなど細かく教えてくれた。普通の人より卵については知ってるつもりだったが、所詮は素人。竹本さんからいろいろ教えてもらい目からウロコでした。
竹本さんが、近辺の喫茶店状況を細かく教えてくれたので、モーニングのメニューを変更することに決めました。
当初はコーヒーまたは紅茶(ともに360円)に卵(2個)、トースト、ミニサラダを360円のままで、モーニングサービスとして提供する予定でしたが、料金はそのままでミニサラダをカットします。
そのかわり、パワーモーニングセットで、コーヒーまたは紅茶にフレンチトースト、卵料理、レギュラーサラダをつけて500円で出す。
これが朝昼兼用の主婦の間でうけているそうです。なるほど、いいアイデアです。さっそくいただきます。
また、卵は白玉ではなく他店と差別化をはかるため当店では赤玉に決めました。赤玉の方が白玉よりコレステロールが少なく、かつ黄身がオレンジ色をして豪華に見えるからです。
落合が現役の時、自主トレを取材しましたが、毎朝1個1000円もする鵜滑稽の卵を生で食べているのを思い出しました。そんな卵が世の中の存在するのか、と驚きましたが、心配しないで食べてください、うちのは普通の卵ですから、どんなに食べても落合のような非道な人間にはなりません。
同じころ、同級生のコクネ石油さんが、給湯器を持ってきてくれました。女子どもが「給湯器がないなんて信じられな〜い」とうるさいので付けることにしましたが、日本人も欧米人なみに贅沢になったもんですね。僕なんか学生時代から社会人のはじめまで、東京で6年間、お湯の出る生活なんか知らないで真冬でも水で行水してましたけどね。ちなみに中国でもマンションの給湯器はずっと故障中で真冬でも水シャワーです。心まで凍りつく寒さで生死を彷徨えますよ。
午後2時過ぎ、約束の時刻より30分ほど遅れて、保健所の監察官2名が設備の点検にくる。特に不備なく、約20分で終了。後日、営業許可証を送ってくれるというが、また保健所まで取りに行かなくてはならない。18000円もふんだくっているのだから、ここに郵送してくれてもよさそうななもんだが・・・。それにしても、あんなちょろっとした検査が仕事でおまんまが食えるとは羨ましい限りだ。退職金や年金もがっぽりだろうな。役人天国ニッポンにバンザイ三唱だ。さあ、こっちもがっぽがっぽ稼いで、税金いっぱい払って、彼らにどんどん楽させてあげないと。これがニッポン国民の義務なんですから。
夕方、仕事帰りの某信用金庫・三好支店長のF橋が来てくれた。ひとつはメニューと拙著「少数派日記」の印刷を届けてくれた。400話に届くかという日記だが、紙に落とすと某大な量だ。これをこつこつと毎日、自宅のパソコンとプリンターを駆使して印刷してくれた。実にありがたい友人だ。というわけで「カフェ、ビリケン」にて「少数派日記」第1話から読めます。
さらに、学生時代4年間の青春を珈琲専門店のバイトに捧げた彼に、金のとれる珈琲の入れ方を教えてもらおうと来てもらったのだが、結局彼はネットからこだわりの珈琲職人のレシピをコピーしてきて「これを見てやれ」と・・・。
一応、二人で実践してみたのだが、う〜む。
「細かいことだけど、大切なことは、珈琲を入れる前に必ずカップを温めておくこと。取っ手が冷たいだけで文句を言う客もおるで注意せんといかんよ」と支店長。
俺、取っ手の温度なんて気にしたことないけど、面倒くせ〜。マジかよ。