少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

441  いじめと栄養

アムウエイの栄養学セミナーを15年前から定期的に受けていますが、「いじめの脳構造」と「栄養」は確実に直結します。これは科学的なデータも随所で発表されています。厚生省も児童の栄養摂取調査の一環として日常的に「朝食」を摂る児童、摂らない児童の調査を行い、摂る児童に対して摂らない児童に情緒の不安定が著しく見られるという調査結果を発表しています。
同じ「朝食を摂る」グループでも内容によって違います。母親の手づくりによる朝食と、コンビニのおにぎりやサンドイッチでは、圧倒的に「母親の手作り」組の方が情緒が安定しているのです。
一時ブームになった「早寝、早起き、朝ごはん」は脳内メカニズムからして子供の情緒を安定させる最大にして最良の特効薬なのです。
では、何を食べるかという段階に入ります。栄養学では良質なタンパク質の摂取が良質な脳を形成するのだと研究の結果を発表しています。何が良質なタンパク質なのかは、ここでは書きませんが、脳にちゃんとした栄養が届けば、思考はまともに作用するのです。まともな作用というのは「情緒の安定」という意味です。「いじめ」の要因のひとつは「情緒の不安定」ですから、子供の脳(情緒)の安定を保つことは食を提供する親の義務なのです。つまり、美味しいけど、化学調味料たっぷりで栄養価の低いコンビニなどの食品では不十分だということです。
ちなみに過日、アムウエイのセミナーでこんなデータが披露されました。東大に現役合格した学生を対象に、彼らが受験時代に食べた「おやつは何か」というアンケートです(アンケート対象人数は不明)。ダントツの1位は「母親による手作りのお菓子」。2位が「フルーツ」でした。3位以下はほとんど少数派で、特にスナック菓子などは皆無に近かったそうです。(もっと早く知っておれば・・・ですね)
これなら、まだ小さな子がいるご家庭や、お孫さんに間に合んじゃないでしょうか?何事もそうですが、問題の要因、原因を正確に把握しなければ、無意味な対処になってしまいます。大人だって腹が減って、脳に十分な栄養が届けられなければイライラするので、これは分かり易いでしょう。かく言う僕はコンビニ弁当の帝王なので「脳」に栄養が足りません。これを専門用語で「NO−TARIN」(ノ―タリン)と呼びます、トホホホホ・・・。