少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

524 マッハGOGOGO

12/31、渋谷で母親と遅い昼食を食べる。東急プラザの地下2階の家族亭という日本蕎麦屋。二人とも天麩羅せいろを注文、ただし僕は大盛り。ところが僕の分だけ先に来て、母の普通盛りはやや時間差で遅れて出る。いつもより麺が柔らかく、茹ですぎの感じ。ところが母が「もう食べきれない」というので、僕が残りを食べると、しこしこと腰がある。つまり、ゆで時間の違う失敗した麺を先に出されたわけだ。当然、僕は文句を言う。「立ち食い蕎麦を食べにきたんじゃないんだぞ」と。
その後、地下鉄副都心線で渋谷から雑司ヶ谷まで、祖先様の墓参りに。母親が此の花亭(花屋)に挨拶に行ってる間に、竹久夢二の墓を見つける。意外に小さい。再び同じルートで渋谷に。母親は青山の親戚に寄り、その足で外苑に住む実弟の家に行き、晦日と元旦をそこで過ごすためバス亭へ。僕は霊波之光の前夜祭のため地下鉄半蔵門線に乗り換え、横浜方面へ。あざみ野で、地下鉄に乗り換えるのだが、あざみ野駅で「権八」を発見。昼間の蕎麦のリベンジを兼ねて、暖廉をくぐり、盛りを注文。なんと言ってもこの日は年越し蕎麦や。うん、さすがは「権八」。小泉さんが首相時代にクリントンを招待しただけのことはある。
新横浜から笹塚に着いたのは午後11時ちょっと過ぎ。笹塚駅前の居酒屋「はだか電球」でひとり濁り酒。テレビで格闘技を見ながら、エグザイルのカウントダウンを見ずしらずの客と聞く。店からサービスのこの日3度目の年越し蕎麦。
ローソンで翌朝のサンドイッチを買い、いつもの玉川上水の家路を歩く。遠くに除夜の鐘が心地良い。どうやら2カ所の寺から聞こえてくる。人とはすれ違わない静かな東京の夜だが、猫とは目が合った。ずいぶん宵っ張りな奴に、おめでとう・・・などと挨拶してみたりする。
01/01、朝食はローソンのサンドイッチ。賀状をありがたく拝見し、ブログを書き、昼食の支度。雑煮を作り、小田原の山一さんにいただいた高級蒲鉾と出し巻きを大事に切る。山形の冨士酒造より取り寄せた「金箔酒、ゆい」で厳かに新年の縁起をいただく。旨い。いかしている。
シャワーを浴び、身体を清め、1時34分のバスで渋谷に。その後、昨日と同じルートで新横浜の霊波の光へ新年の参拝。新しいお札をいただく。
夕方に渋谷に戻り、夕飯には少し早い。どこかに可愛い女の子が気絶して倒れていないかな、などと下心でセンター街などをぶらつくこと小一時間。人が少ない渋谷も珍しい。結局、気絶美女は見つからず「旭川らーめん 男旭山」で男味噌ラーメン800円を食す。可もなく不可もなく。バスで帰宅。
01/02、ラグビー協会のS氏からチケット入ったよ、と電話をもらいシャワーを浴びていざ国立へ。笹塚駅前の7−11でサンドイッチを求めるも、お気に入りのハムカツサンドがない。
第一試合の帝京ー東海大戦は外国人選手の活躍ばかりがやたら目につく。昨年の決勝カードだが、知らない選手が多い。試合途中に僕の前の席に、美人セレブ人妻が来た。茶髪のショ―トヘアにモデル並みのプロポーション、年齢は30代半ばだろうか、先に旦那らしき男が席取りして小さな女の子を連れてきた。「きょうは暖かいわね〜、どっちが勝ってるの?」なんて旦那に話しかけダウンを脱ぐと、香水だかシャンプーだかのいい香りがプ〜ンと。僕は試合そっちのけで、そのセレブの匂いを必死で嗅いでいた。しばらくすると、その3歳前後とおぼしき少女が食べていた「うまか棒」に飽きて早稲田の小旗を取り出して振り始めたので僕は正気に戻り、再びゲームに集中。第二試合の明早戦の悪夢は早く忘れよう。
帰りに新宿に寄り、バーガーキングで一人残念会。笹塚でふらりとユニクロに入る。ダウンジャケットが2990円。なんで、こんな値段???おかしくないか?それでも軽くて着心地がいい。思わず買ってしまう。
帰宅して島田紳助の「行列のできる法律事務所」を見る。「気の毒な夫決定戦」、この企画にはいつも勇気と希望をいただく。上には上が、さらに上がおるで、レッドキング上を向いて歩こうぜ。
ず〜と前の話、恋愛中の話、小田原にデートに行った時、大好きだった「マッハGOGOGO」のTシャツを雑貨屋で見つけた。本当は僕が欲しかったけど、男のサイズは品切れで女性のサイズしかなく、後にショッカ―となる人に買ってあげた。それからしばらくして、我が家のゴミ箱を覗くと、マッハ555が捨てられていた。おそらく2〜3回くらいしか着ていなだろう。僕はそっと拾い、自分の箪笥にしまい込んだ。それでも上を向いて歩きましょう。