少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

567 どうなる「G」?2

多少の売上向上では焼け石に水という表現がぴったりだ。なんたって、ここはただでさえ地価の高い上海の中でも一等地だそうだ。一カ月の家賃が日本円で200万円超。一日あたり約7〜8万円。
これを全180席で割ると1席あたり、1日約400円になる。ランチの平均を45元(約600円)と換算して、満席にしたとしても1回転では元もとれない。当然、夜の売上が勝負となる。
夜、客が来ない理由を挙げればきりがない。これをひとつずつ克服するには、少なくとも4カ月〜半年はかかるだろう。しかし、実はもうすでに資金ショートだ。2月分の家賃を払った時点ですでに赤字。資金の追加融資がなければ倒産確実。あるいは有志が出し合って継続するか、その判断の狭間にいる。
実は2月末日で店を閉めるかどうか毎晩毎晩、明け方まで僕とS店長、N料理長の3人は話合った。しかし、結論は出ず。2月末で畳めば赤字はこれ以上増えることはない。しかし3月に入れば、新たな家賃200万円超が発生してしまう。いったい、このケツは誰が拭くと言うのだろうか?可能性としては僕を含めた、この3人組が有力だ。そんなぁ・・。
僕ら3人はとりあえず決断した。もし、日本本社が追加融資を拒絶した場合、家賃の値下げ交渉をして、家賃が130万円まで下がったら、自費で継続する。
本日3月3日、日本からK会長が来ることになっている。たった今、ホテルに着いたと電話が来た。では、行って来ます。