少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

630 午前5時のトンカツ野郎2

巣鴨の分あじこやは、その昔「村さ来」という名の店で、僕らの溜まり場だった。そして本当に奇遇なことだが、実はこの店、件のK会長の従兄弟が経営していた店で、そのころK会長はまだアメリカに居て僕らは日本で再会しておらず、店の経営者とK会長が親戚だと僕が知る由もなかった。
現在、店名は変わったが、この店もK会長の系列店で、1号店「ぴあ&ぴあ」の前にK会長が修行した店だ。今は沖縄出身で歴代で最もイケメンと言われる新ちゃんが店を経営している。
ドストエフが一時間遅れで来るそうなので、僕とセリカが先に一杯やりはじめた。セリカ今井は連休明けから博多へ単身赴任。今夜はその壮行会も兼ねているが、やはり盛り上がるのは昔話だ。僕の仲間にしては超珍しい愛妻家であり円満家庭の代表者。笑うと口がセリカの顔みたいになるのが特徴だ。
そして午後8時。愛すべきデブ、ドストエフ岩崎がのっしのっしと狭い店内に入ってきた。ドストエフは数年前、ペットフードの会社を起業した社長さんだ。とっくに潰れたかと思いきや、事業は順調で着実に業績を伸ばしている。たいしたもんだ。
「あ〜腹減った、俺きょうなんにも食ってないんすよ」と愛デブは豚の角煮、タコライス、ピザ、他をホッピーで流し込む。他の同級生の行方はほとんどわからない。
酒が入るほどに昔の話で盛り上がる。銭は危機的になかったが、彼女が途切れたことはなかった。夢のような時代。その全貌は、そのうち。
「これから上野に行きましょう」と腹を満たした愛デブが言う。タクシーを飛ばし上野の「韓国クラブ」へ。「おい、そんな高い店、銭どうするんや」と僕が言うと愛デブ社長が「任せてくださいよ」と頼もしい。
太っ腹社長の奢りでシーバスを飲み韓流ホステスさんと歓談。連休の谷間でも上野は元気がいい。高そうな店だが、客が結構入っている。
午前0時にラストソングがかかると「んじゃ次行きましょう」と太っ腹社長がホステス2人を連れ、韓国料理の店へ。上野はリトルソウルだから美味しい韓国料理店が乱立しているが、中でも人気の店へ。
日本酒ーホッピーーシーバスの次はマッコリで乾杯。すべての料理がやたら美味い。サムゲタンは絶品。ひと通り食いつくすと「じゃあ、次行きましょう」と太っ腹社長。
今度は、先ほどのクラブの2号店だか姉妹店だかへ。ん〜書き切れないから、パート3へ続く。