少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

648 牛丼戦争

5/17(火)、午後1時。ママチャりにて未納の源泉徴収税の件で北沢税務署へ行く。担当官と話すが、税金で食ってる人たちだから、こんな貧乏人からも、なんとかしてむしり取ろうとする。穏やかな顔の下に悪魔の素顔が見え隠れする。おっと雨が降ってきた。「自転車なので、これにて御免」と引き上げる。あっという間にずぶ濡れ。どうしても出さなければならぬ書類があり、郵便局へ。投函後、局内から表へ慌てて出たところ、あまりにも低い位置に取り付けられた郵貯の電光看板の角に頭をぶつけ、雨で濡れたタイルで激しく転ぶ。流血したら安全義務違反で郵便局を訴えられるが、どうやら僕の額が勝ってしまったようだ。
さらに雨の中、ずぶ濡れで家にたどり着いたころ、雨は小雨に・・・。まあ、だいたいこんなもんだ。家でローソンで買った3個100円の焼きそばでも炒めようと思ったが、そんな時間はない。身体を拭いて、着替えて、すぐにバスで渋谷へ。雨はすでに上がった。
僕の足は一目散に吉野家へ。牛丼大手3社がシノギを削った価格競争、行くしかない。時刻は午後3時少し前、お昼はとっくに過ぎている。いくらなんでもと思ったが、甘かった、やはり満席だ。さすが、ここは東京の渋谷、客が切れることはない。
やっと座れたカウンターだが、絶対に隣の席との間隔が狭い。両サイドの野郎どもの肘と肘が確実にぶつかり合う。それでも野郎どもは紅生姜を山盛りにして牛丼並270円也を豪快に口の中にぶち込む。兵(つわもの)ども中に混じってOL戦士もいるぞ。牛丼屋同士も戦国時代なら、それを喰らう兵士どもも命懸けだ。
2夜連続で和牛ステーキを喰らった男にとっては、世界チャンピオンから一夜にしてドサ回りのヘタレボクサーに転落したようなもの。51歳にして安売りの牛丼に並ぶとは、僕の未来予想図にはなかった光景だ。でも大丈夫、僕には未来予想図Ⅱがあるではないか。いや、その前に松屋すき家に行かなければ。その足で品川へ。次のビジネスのパートナーになるN瀬氏と打ち合わせ。
さて夕飯はどうしよう。松屋すき家か?しかし、時刻はまだ5時過ぎ、腹も減ってない。とりあえず、帰宅途中のローソンで100円惣菜を買いまくる。ギョーザ(18個入り)、海老ピラフ、高菜炒飯、秋刀魚塩焼き(2尾)、豆腐(小3個)、芽かぶ(小3個)、お好み焼き、えだ豆、コロッケ(小6個)、レタス1玉。冷凍ものもあるが、これ全部、どれも一袋100円だ。ちょっとした居酒屋なら、ここの食材だけでできるな、とふと思う。仕入れの手間、料理の手間、メンテの手間を考えれば、これでイケるかも。やってみようかな。
自宅に戻り、ひとつのフライパンで餃子(9個)、秋刀魚(1尾)、海老ピラフを炒め、その間に豆腐小1、えだ豆少々をノンアルコールのサントリーオールフリ―でやる、食べ物の原価は260円、おっ吉牛に勝った・・・なんてアホな計算を・・・。
そうだ、あの税務署のおっさん、ウチに来ないかな。こんな食生活見たら、税金寄越せなんて、もう無茶なことは言わんだろうに。