少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

664 安藤総理大臣12

6/7(火)。この日は宗教「霊波之光」の「誕生祭前夜祭」。「必ずお参りするように」と班長のTさんから勧められる。
数年前、「前夜祭」というのでお祭りをイメージしていたが特に何もない。ごく普通の参拝なので、祭り嫌いの僕でも気軽に参拝できた。
午後12時、新横浜の教会で「東北大震災復興」のお祈りを信者全員で一斉に奉げる、つまりそれだけのことです。祈りは通じると信じる人たちの集まりですから。
その後、僕は帰宅途中に三権茶屋の映画館に寄り、2010年に公開された韓国映画「冬の小鳥」をリバイバルで観る。観たかった映画だ。
大好きな父親に「旅行に行こう」と連れて行かれ、旅の途中で新しい服と新しい靴を買ってもらった9歳の少女。少女にとって、そんな嬉しいはずの旅の本当の目的地は孤児院。「必ず迎えに来るから」と言う父親の言葉を信じて、かたくなに迎えを待つ少女は、その現実を受け入れることができず、施設の仲間にも心を開こうとしない。少女は死にかけた小鳥を助け育てるのだが、その小鳥はやがて死んでしまう。やっと出来た親友が、アメリカ人夫妻の養女としてもらわれて行った。少女は土に埋めた小鳥の墓を掘り返し、そして自分が、その土に埋まってみる。冷たい雨が降る日に・・・。
少女の孤独と施設の人々の葛藤を描いた社会派作品。涙が止まりません。ぜひDVDで観てください。
2本立てのもう一本も韓国映画で、これはあまりにもひどく、30分で限界。時間がもったいないので、途中退場。
夜、日刊現代の後輩であり安城北中学の後輩でもある中村君から電話。
「安藤さん、きょう三茶の映画館にいましたよね。実は僕もいたんです。映画の途中で出てく人がいたんで誰かなと思ったら安藤さんでした」と。お忍びで来たのにバレてしまったか。
映画終了後、世田谷線で三茶から下高井戸へ。K会長を訪ね昨夜のお礼。そのまま京王線で帰宅。