少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

691 知立VS大府

7月27日水曜日、午後12時30分、刈谷球場プレーボール。
一塁側・大府高校(先攻) 三塁側・知立高校(後攻)
勝った方が愛知県大会のベスト8に勝ち残る県予選。大府は夏の甲子園3回出場の古豪、知立は県大会ベスト4が最高で今回の快挙は40数年振り。
結果は延長15回、3−4で母校・知立が大府に敗れた。しかし、どっちに転んでもおかしくない接戦。エラーや押し出し四球で勝敗が決したわけではなかったことに、両校とも悔いはない。
延長15回を4投手の継投で繋いだ大府も博打を打ったが、ひとりで投げ抜いた知立の背番号10の2年生・長谷部くんはようやった。4日連続で9回15回9回15回と48イニング投げ通し。OBのF岡さんが言っていたが本当に「神様仏様稲尾様」の世界だな。当時の西鉄ライオンズ、稲尾、稲尾、雨、稲尾・・・だが、長谷部君には雨さえもなく、さらに真夏の炎天下だ。本当によう投げた。それだけで大きな自信になったやろう。
両校とも非力な打線で、これでは甲子園は厳しい。しかし、守備はよう鍛えられていた。
ここで、試合内容は振り返らない。嬉しかったのは、このサッカー狂乱時代、野球部員が50人近くいたことだ。僕らの時代はせいぜい20人、素人でもユニフォームを着れる時代だった。
20年ほど前、OB面して練習を見に行ったとき、まだ明るいのに下校時間だからと、練習を切り上げる姿を見て、気落ちしたことがあった。「何じゃこりゃ。高校で下校時間?」。僕はそれ以来、もうこの学校の野球部は御臨終だな、と思っていたが、最近はよう練習をやっとるという。同期で一緒に観戦したゴリラーマンY田が「お前、打撃マシンくらい寄付したれ」というので、さっそくドラゴンズのT田先輩に、お古でも安く譲ってもらえんか、かけあってみよう。
それにしても大府はチアガールが40人もおって、ううう許せん。ゴリラーマンY田は「俺らの時もおったじゃん」と言うが、僕はその記憶なし。当時のF井素人監督が相手投手がセットポジションに入ってからスクイズのサイン出しやがったことだけはよう覚えている。アホが。
この日は品川から新幹線で豊橋豊橋から国電刈谷へ。野球部ではないが同級生のK久根くんは駅まで来てくれて、そのまま刈谷球場へ。部員のおっかさん達が、おそろいのTシャツを着て応援に駆け付け、観客に冷たいジュースやお茶を振舞ってくれた。時代は変わったのう。
K久根くん、ゴリラーマンY田、F岡先輩、B野前監督、それに、当時の担任だった伊藤先生らと観戦。いやいや、両校ともいい試合を見せてくれました。ありがとう。