少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

723 布教2

昨夜はけっこう具合が悪く、ダウンして寝付いたのが明け方の4時。
6時30分に目覚ましをセットして起きたのが7時。
武蔵五日市がどこにあるのか、自宅から何時間で行けるのかも調べないのが、僕の行きあたりばったり人生。(たとえば記者時代、かなりの宿泊出張をしたが、事前にホテルを予約せず、現地に着いてから決めるという人間です。海外でも同じ)
まだ、気分はすぐれないけど、シャワーを浴びて、着替えのシャツを4枚持って、布教のパンフも持って、遭難した時用の水とカロリーメイト一箱持って、8時すぎに自宅を出た。
現地10時集合で立川の少し先とだけ聞いていたので2時間もあれば着くだろうというアバウトな計算。
笹塚〜明大前(京王線)〜吉祥寺(井の頭線)〜立川(中央線)〜拝島(国電)〜武蔵五日市(五日市線)。片道運賃710円。鉄ちゃんなら楽しかろうが、僕はそちらに興味がない。
・・・といいつつ調べた。拝島から東京都あきる野市の武蔵五日市までは全長11・1キロ。駅数は6。1925年(大正14年)に五日市鉄道(私鉄)として開通。1940年に南武鉄道に統合。1944年に戦争買収で日本国有鉄道に・・・。これが鉄道の歴史。
杉並区を走る青梅街道の高円寺付近に五日市街道の入口があるが、これが江戸と五日市を結ぶ起点。
徳川幕府が出来たころ、武蔵五日市に隣接する檜原村から江戸城構築の原材料を運んだり、やはり近隣の伊奈村から、城壁を造ったり修築する石材の運搬や、石工が通うために開拓された道で、江戸の発展のための歴史上でも重要な街道だったのだ。
しかし、現在ではバーベキューや渓流遊びのメッカになっていて、駅には、それが目的のグループやら家族連れやらがかなりいた。川遊びでの事故や遭難が連日、報道される昨今、それでも行くか・・・と僕は、彼らの想像力の乏しさと、怖いもの知らずの勇気を横目で見る。この異常気象、大雨警報発令中のきょうに、それでも君たちは河原でバーベキューか。鉄砲水はあっと言う間だぞ。しかもここは関東ローム層のど真ん中。バーベキューというよりは肝試し感覚なのかな。心の中でご無事をお祈りするしかできません。(つづく)