僕が残りの人生で行かなければならない場所があります。それはヒトラーによって大量虐殺が行われたアウシュビッツ収容所跡地です。
何故だか理由は説明できません。自分の魂がそうしろと言うのです。
僕には現在、行けない場所が２か所あります。
それはニューヨークのグランドゼロと東北被災地です。理由は同じで魂が行くなと引き止めます。僕が行けば、自分自身では手に負えない霊的なものに遭遇するからです。
特に、グラウンドゼロはニューヨークに在住していたころ、何度も行く機会がありましが、いつも途中で引き返しました。東北もまだ恐くて行けません。霊感の多少強い人なら見えると思いますが、テレビの映像や、週刊誌の写真を見るだけでも、まだ彷徨う犠牲者の方が多数おられます。ブルース・ウィルス主演の「シックスセンス」を観る思いです。
では、何故アウシュビッツなのか？僕にも分かりませんが、僕に課せられた課題だと聞こえます。
1990年に湾岸戦争の取材でイスラエルに単独で潜入したのも、無縁ではなかったと思います。
今なお続く3000年にも及ぶ、ユダヤ人に対する差別や迫害を、今少しずつですが、歴史本をめくり、ナチス思想と並行して、独学で勉強しています。宗教と哲学は、まだほんの入り口なのに、知るほどに深く重く、肩が凝ります。
嗚呼、だから僕は、パソコンで見つけた「まゆゆ」の動画をお気に入りリストに入れて、寝る前に見るのです。いけませんか？
