少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

747 繋がらないネット3

ちゅうど一週間前のきょう9/18(日)昼ごろ、ネット不通から3日後、J−COMの技術者が来てくれた。技術者はモデムが不具合なので新品と交換しますと言い、交換した。彼は「有線だと問題ありませんが、無線だとやはり繋がりませんね」と持参したパソコンで試した。で、「有線で繋がるということは、無線ルーターに不具合がある可能性が高いです」と言った。僕は、てっきり、彼がパソコンを使えるようにしてくれるものだと思っていたので、「それでは繋いでくださいよ」とお願いすると、「自分は会社の規則でお客様のパソコンに触ることはできません。その係りの者はサポートセンターから後ほど伺いますので、そちらの者が対応いたします」と言い残し、30分ほどで立ち去った。
ところが待てど暮らせどサポートセンターの者は来ない。知人の看護婦さんから久本雅美の講演のお誘いがあり、近場なのでパソコンが直ったら行くと返答するが、日が暮れても誰も来なかった。
夜、JーCOMから電話が来る。
「どうしてサポートセンターの人は来ないのですか?」
J「行かせるとは言いましたが今日とは言っておりません」
「こちらもはっきりと記憶していませんが、話の流れからして今日でしょう」
J「いえ、担当者の都合がつき次第と申し上げたはずです」
しかし、僕は昨日(土曜日)の電話、今朝(日曜日)の女性オペレーターからの確認の電話、さきほどの技術者の話から、どう考えても本日中であるとしか思えないと、突っぱねた。
J「そんなに申されるなら、お客様との会話を録音してございますので、こちらで聞き直したうえで、もう一度ご連絡いたしますが、それでよろしいでしょうか?」
「望むところよ」と言って僕は電話を切った。そして30分後・・・。
J「大変申し訳けございませんでした。私の言葉が足りなかったようで、お客様のいう通り、聞きようによっては、本日中のご訪問と思われても仕方のない点がございました。不快な思いをさせてしまいましたことお詫びいたします」
何度もいうが僕はクレーマーではない。正当なことをはっきり言える人間なだけだ。多少言い方に問題はあるにせよ。だから素直に非を認めた人間に対しては、それ以上の攻撃はしない。
「わかっていただければ十分です。人間だから間違いは僕にもありますから。ただ、非を認めないで正当化に走る人間は徹底的にやっつけます。あなたは非を認め、謝罪もしてくれたので、僕は無駄な待ち時間と知人からのお誘いにも行けなかったけど、もうそれは水に流します。で、いつ来ていただけますか?」
「最短で明日(9/19月曜日)の午後になりますが、よろしいですか」
「必ず来ていただけるならそれでかまいません」
「必ず伺わせていただきます」
僕はホッとした。どうリプレーしても彼との約束は日曜日のはずだった。ネットが繋がらないのも困っていたが、最近では家庭内で「ボケ老人」扱いされていたからだ。
確かに思い出せない事項や、何を取りに行ったのかふと忘れることは日常的にある。探し物はしょっちゅうだ。しかし、それの全部が全部、ボケではない。
人間長く生きていると、持ち物が増える。つまり記憶の引き出しが多くなり、どこの引き出しにしまったかという記憶量が増えるので、引き出すのに時間がかかるだけ。つまり情報を沢山詰め込んだコンピュータの起動が遅くなるのと同じ論理だ、と声高に叫んだところで、とどのつまりは、家族や誰からも相手にされない、という結末にたどり着く。つまり虚しい言い訳だと人は解釈するが、どうだろう。
言葉をいじる人間が、とうとう他人の言葉まで理解不能になったかと、少し不安になったが、そうではなかったことに安心した。
(つづきます)