少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

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話を7日前の11/09に戻します。三宿の国防施設を午前9時にチェックアウト。バスで帰宅し、玄関、居間、寝室、トイレを大掃除。目眩で、ぶっ倒れ、中断。いかん、身体がなまり過ぎ。
休憩して、新宿へ。まずは高速バスの前売り券(3470円)を買い、その足でブックオフへ行き100円の本を13冊買う。その後、小田急百貨店に行き、社割でスカルプDのスプレーを買う。地下に行き、木村やのアンパンとクリームチーズパン20個、お土産用。(シカゴから来ているドイツ人の友人家族が大好物なので)
6時に調布で野武士と待ち合わせ。最近では大きな契約が決まったらしく、何かと忙しい野武士。雪駄(セッタ)に葵のご紋入りの長そでのTシャツにちゅんまげ姿。脇差をさしてベンツで登場。ベンツのナンバーが当日の日付「1109」だったので「何かの記念日か?」と尋ねるも「偶然です」の一言。おもろない。
茶店でコーヒーで四方山話。野武士から骨董市場でビリケン8体が出て300万で落札された云々という話を聞かされたが、そういう話は落札前にしてもらわんと困る。後ろ髪を引かれる経験は、骨董の世界にはつきものなので、仕方がない。でもどんなビリケンだったか、非常に興味はある。見てみたいというのが本音だ。書類にサインして別れ、京王線で調布から笹塚へ。
午後7時半。甲州街道を渡り、自宅と反対方向の10号通り商店街へ。目的地は「松屋」。350円の塩カルビ丼と100円の生野菜。よく見るとコの字型のカウンターテーブルに50代とおぼしき客が僕を入れて6人。それが見事に全員同じものを注文している。この奇跡に気付いたのは僕だけだろうか?
4人は背広組で、見た感じいいところの社員だ。ワイシャツもネクタイも撚れていない。いうなれば銀行員風の堅そうな風体だ。もう一人は僕同様、無職っぽい、素浪人風。
素浪人がここで食すのは、理解の範疇だが、エリート風サラリーマンがこの時間に都合450円のジャンクを食する理由は、想像力が必要だ。
単身赴任者、もしくは独身者、家族は居るが何らかの事情で自分の食事が用意されていないか、住宅ローンに追われているのか・・・?何が何でも塩カルビ丼が喰いたいから・・・とはいささかの無理がある。
それぞれが、それぞれの秋の夜に、一日のしめくくりの晩餐を、それぞれの思いや、憂い、あるいは喜びを胸に、この350円を噛みしめている。みんな人生のラストスパートの50代、大地震が来たらこれが最期の晩餐になるかも知れんが、これでいいのだ。
自然食の店へ行き、半額弁当を2コ買い、久しぶりにカラオケボックスで1時間稽古。帰宅して「家政婦のミタ」を見る。
「誰だかわかる?」という電話をもらう。懐かしい「M美」の声。20代からの付き合いで、綾瀬の御嬢さんだが、まだ未婚。「久しぶり、何年ぶりかな」「来週、下北の演劇に行くから、終わったら飲みに行こうよ」というお誘い。
明日の用意をして睡眠薬を飲んで就寝。