少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

848 ラグビー大学選手権準決勝

テレビ観戦でご無礼しましたが、決勝戦天理大学VS帝京大学)は面白くなりそうです。
本日(1/2)準決勝第一試合(国立)=天理大学42ー17関東学院大学
天理大SO・立川理道(たてかわ・はるみち=天理高)、凄いですね。ほとんど外国人の域ですな。あの立川剛士さん(関東学院東芝、FB)の関係者ですか?体格、判断力、技術、突破力、スピード、タックル、(プレースキックはイマイチですが、それは得意なやつに任せればいい)、それに性格も良さそうだ。久々に2019に向けて期待が持てる逸材じゃないかな。それに、あの両センターの外人がいたら、なかなか大学生では止められない。
また、砂村光信U23監督の解説も解り易くて良かった。なるほど縦2枚のBK展開で相手DFは半歩ずらされてボコボコ抜かれたわけね。以前、テレビで関西学院戦を見たときは、気付けなかった。関西学院のDFが穴だらけに見えたのはそういうことだったのか。決勝戦で帝京が、これをどう防ぐのか、今から楽しみです。砂村さんはそろそろ明治に戻られて母校を立て直した方がよろしいんではないかと、私はずっと思っていますが、どうでしょう。
準決勝第二試合(国立)=帝京大学29-3筑波大学
帝京はちょうど一週間前の秩父宮で後半38分まで同志社に負けていたチームとは思えない迫力がありましたね。やっぱ同志社戦は完全になめていましたね。逆に火がついたという感じ。
二試合とも点数差ほど両校の実力の差は無かったと思う。もしあるとすれば、それは助っ人力(外人)の差だろう。
天理は両センターと立川を入れて3人が外人。帝京はFWに2メートル級のデカブツ2人とFWに日本人じゃなさそうな名前が2人の計4人。迎え撃つ関東学院と筑波は名前を見る限り日本人のみ。いい悪いは別として、つまりはそういうことだと思う。
昨季の東海大学VS帝京大学の決勝戦も結局は双方2名の外人がキーマンとなった。これから、各大学は目の色を変えて目の色の違う留学生をスカウトしてくるのだろう。
今、こうしてメンバーを見てみると、本当に大学ラグビーの勢力図が一変したと思う。
明治が出てくれば、秋田工業、大工大が主力で、早稲田なら大分舞鶴、東福岡、東築ら九州勢。慶応は付属校一色。久我山は明早に分散・・・みたいな感じで。今回はなぜか伏見工業勢が目立っているように感じましたがどうでしょうか?筑波大のFO・彦坂圭克(春日丘)とWTB・匡克は双子だそうですね。兄弟で国立大学を突破して、ラグビー部で一本目になるとは大したものです。僕らの時、愛知に春日丘という学校は無かったような気がします。今季の愛知の代表校で、この前は抽選勝ちしたみたいですが、そのあとがわかりません。
高校野球やサッカーに比べて、マスコミの扱いが酷すぎますね。ジャパンの新監督ですら、あの程度(たぶん誰も知らないと思いますが)ですからね。
流通経済大のFW、天理大のBK、帝京大のDFをひとつにしたような学生チームが普通に出てくれば、日本の闘球界の未来も少し明るい兆しがうかがえるような気がします。
寂しい国立競技場のスタンド。決勝戦の観客数は実質、今日より少なくなることが予想されます。僕も行くつもりじゃなかったけど、今日の試合を見たら行ってみようかな、と思いました。
そのためにも、NHKはせっかく8時間もラグビーの特番流しているけど、BSとか、そんなせこいことしないで普通に流して、ラグビーの面白さをもっと国民に伝えなさい。ああ、ワシも釜石VS同志社のVTR見ながら松尾雄治平尾誠二の対談聞きたかったなあ・・・。