少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

851 金相場と弁当

本日のサブタイトルは「もう定価では買わないぞ(買えません。買えないよ)」。
昨年暮れから、ある金先物取引業者から猛烈なアプローチがある。儲け話は嫌いではない。情報収集のつもりで、聞いている。実際、日本にいると金ピカ人間は歌舞伎町のヤーさんか、仙台のズーズー弁社長のイメージだが、中国や香港に行くと周大福という金専門の店が、まるでコンビニ感覚で点在し、若い女性も、そのデザインの良し悪しではなく、金の重さに固執して、彼氏にプレゼントをねだる光景を目にします。
昨年9月に過去最高値をつけたゴールドラッシュのからくりと、今後の見通しを本日1/3の「ガイアの夜明け」でわかり易く解説していました。
これから、社会保障制度が崩壊の一途を確実に辿る日本にとって資産運用は非常に大きな重要分岐課題となります。それは国勢においても個人においても同じです。
外為、株式、不動産、箪笥、金・・・などが、現在、僕の知識範囲ですが、どれも不安定で、リーマンなど、素人に予想不可能な事態が発生すれば、ほとんどの経済が連動してドミノ倒しです。金も先物は取引会社の信用性の問題があるし、現物は実質、箪笥預金と一緒で、空き巣や、強盗、あるいは適切ではないかも知れませんが、地震や火災などで紛失焼失という危険性もあります。それなら歌舞伎町のヤーさんやインド人の女性のように、肌身離さず身に纏うとか。本当にどうしていいのか、まだ回答は得られません。その道の専門家たちでさえ、あえいでいるのだから、素人には危険ですが、かと言ってこのままでいいというわけにもいきません。
ただ、ガイアの中でひとつだけ確実な答えがありました。冒頭でシンガポールに住む投資家のおじさんの話です。「人と同じことをやっては儲からない」。これが究極の答えです。
おじさんは、リーマンを機に持ち株をすべて売り、金を買い漁っています。当時、それなりの根拠と情報に基づいてのことですから、ガイアが放映された、今からでは手遅れです。
どんな商売でも「安く買って高く売る」がベニスの商人よりずっと以前から、それが商売の基本ですから、つまりそういうものを見つけなければ、資産なんて築けません。
かく言う僕は明日の金相場より今日の晩飯が切実です。
肉も食いたい、魚も食いたいけど、もう定価では絶対に買い(買え)ません。今日も半額弁当を買い、東京ミネラルウオーター(水道水)でやるのです。ちなみに今宵のメニューは当然、コンビニの半額弁当。
中身は白身魚フライタルタルソースかけ、ポテトコロッケ大1個、ロングちくわの磯部揚げ、ミニハンバーグデミソースがけ、チキンから揚げ1個、ソーセージ、ソース焼きそば、パスタサラダ、玉子焼き、おかかと海苔をのせたごはん。このオールスター弁当398円の半額199円と、自然食品専門店でゲットした国産大豆「ふくゆたか」100%使用の「絶品豆腐」一丁280円を期限切れ寸前のため100円でゲット。これを、そのまま醤油もたらさず生(き)でやる。それに、もう何日も続けて食べている白菜と大根の鍋。
人間は生き物だから、結局、最後にたどり着くのは「金」ではなく「食」という負け惜しみなお話でした。