少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

855 深夜プロレス

アキバ48の後は深夜のプロレスです。
アキバ48は渡辺まゆゆも指原梨乃(言い忘れてましたが指原さんもドラマ主演決まりました)も出ていないので緩んだ気持ちで見てました。
で、うっかりしてると元ダイエー若田部健一投手と元ロッテーヤクルトの倉持明投手の娘さんが出ていました。確か若田部さんが、まだ駒大の学生のころ一度取材に行ってるはずですが、あまり記憶がありません。倉持さんは、たぶん引退されてたと思います。
で、そのあとのプロレス。
昨年はプロレスライターのトシ・倉森さんから2度ほど両国国技館のお誘いがありましたが、都合が合わず行けず仕舞いで残念でした。
武藤敬司49歳、腹は出ても健在ですね。たいしたものです。
現在のレスラーの中で僕は一番好きな鈴木みのる(=世界一性格の悪い男=パンクラス・ミッション)はIWGPのベルトをかけて新日本の棚橋弘至と対決。余裕で勝てる試合を営業上、負けなければならない演出に鈴木みのるもいい人になっちまったんだなあ・・・と少々がっかり。
鈴木みのるを語ると長くなるので、簡単に書きます。1968/6/17、横浜生まれ。中学時代、チンピラ。プロレス中継を見て、レスラーになろうとして六本木の新日本プロレスの門を叩くが「中卒は獲らないんだよ」と言われるも「ああいう勘違いなバカがいるんだよな」という関係者のひそひそ話を耳にして渋谷までの帰り道、歩きながら涙する。
横浜高校に進学しレスリング部に入りインターハイ2位の成績を引っ提げ、再び新日の門を叩き、入門するも、同期に将来を嘱望された歴代最年少レスラー船木誠勝(まさかつ)がいた。
船木は1969/3/13生まれだが学年は同期。中卒は獲らないと言ったのに、とまたここで悔しい思いをする。船木はすでにスター候補生で、他の練習生とは違う扱いだった。船木は青森の生まれで弘前大学付属中学出身で、相当なキレモノ。桜庭和志IQレスラーと言われているが、僕に言わせれば、その上を行くのがハイブリッドレスラーの船木だ。
船木がエリートなら鈴木みのるは雑草。「絶対にギブアップしない男」で売り出した。師匠はアントニオ猪木であり藤原善明である。
ショーマンプロレスに疑問を感じた船木とともにパンクラスを立ち上げたが、セメントのガチプロレスは玄人受けするも所詮は少数派で、大衆に受けることはなかった。骨法や柔術を主体とする船木と鈴木みのるのガチ対決は今でも、史上最強の対決のひとつであると、僕は思っている。
もう一人、好きなレスラーは日本一デブレスラー165キロの吉江豊だ。1974年、前橋生まれ。アニマル浜口道場の出身。この人は性格がいい。兄は元わはは本舗にも所属したお笑い芸人だ。詳しく知りたい人はネットで検索してね。
ところで、アキバ48を応援する人たちも、プロレスを観戦する男どもも、実は同じ匂いがする。つまり完璧なオタクさんだ。
例えばスポーツ観戦。僕の場合、ラグビーと野球だが、プロレスの観客はラグビーと野球とは違い、見るからに弱々しい。10人くらいなら束になってかかってきても勝てそうな連中だ。逆にプロレス知識だけは半端じゃないしプロレスカードもいっぱい持っている。
このブログだけ読んだ人は、アキバにプロレス?超ヤバいおっさんじゃん、と思われるだろうが、これでは否定できない。
ただ、これはカミングアウトではないのだよアケチくん。幅広い趣味の中のほんの一部だと認識してくれたまえ。