876 須藤元気
須藤元気さんのWORLD ORDERを知ってから、朝一番と寝る前に必ずユーチューブで観ます。同じものを何度も観ます。なんだか癒されるんですよね。それと宇宙からパワーをいただいている感じが伝わり、さらに前向きになれる気がします。頭で考えず、五感あるいは六感でとらえてください。そうすれば、この意味がわかると思います。
さて、須藤さんつながりで、一条真也さんと繋がりました。
一条さんは九州の大手冠婚葬祭会社(従業員約1500人)の社長さんであり、作家。年齢は僕より4歳年下の1963年生まれ。早稲田大学政経学部卒。ご本人のブログ「一条真也のハートフル・ブログ」を公開されているので、無断でプロフィルを当ブログに掲載させていただきました。
とても、素晴らしいブログですので、「少数派日記」の読者の方も是非、検索してみてください。
(1/08 すげえぞ!須藤元気 1/15 WORLD ORDER)
さて、1/15付けの一条さんのブログにて、須藤さんについて、編集者さんとのやりとりがあり、気になったのでアンサーという形で勝手に書かせていただきます。
題・格闘家としての須藤元気について。
編集者「トリッキーな闘い方は自分の弱点を隠すための自己防衛術でしかない。それを『魅せるため』云々・・・」
という箇所ですが、「弱点を隠す」のか、「長所を生かす」のかの見解の相違で評価は違ってきます。
たとえば、内野安打を量産して記録を伸ばすイチロー選手の場合はどうでしょうか?とにかくセカンドの守備位置より左に転がした打球はほとんどがヒットですからね。
世間はイチローの数字を称賛しますが、中には「イチローはあんな内野ゴロばかり打って、本人は楽しいんか?」と皮肉った広島の前田智徳選手のような考えもあります。イチローは前田選手のコメントに「真意を見破られた」という内容を漏らしたそうです。
ですから、僕の持論はイチローの足技と、須藤さんの変則攻撃は同等の評価がされてしかるべきだと思います。
格闘技である以上、同じルールとはいえ、やはりウエイトを含め、身長やリーチの差は、すでに格差であり、必ずハンデ側とアドバンテージ側に分かれます。ラグビー日本代表が世界に全くかなわないのはラグビーが格闘技であり、体格差が圧倒的に違うからです。
(一条さんのブログには名勝負と言われた対バタービーン戦=体重110キロ差の動画がアップされているので、観てください)
格闘技は激しい打ち合いが魅力ですが、基本の強さは嘉納治五郎の「柔よく剛を制す」だと思います。打撃中心のボクサーは巻きつかれたら、もう何もできません。パンクラス出身の選手の関節技は恐ろしいです。
素手の殺し合いを格闘技だと想定すれば、やはり本来は殺人のための拳法として生み出された、柔術、骨法の流れを組むパンクラスは最強かと思います。ただ、エンターテイメント性はないので、観ていてあまり面白くないかもしれません。
僕は、1994/10/15・両国国技館での船木誠勝VS鈴木みのるをビデオで時々見ます。試合は2分足らずであっけなく終わりますが、絶対にギブアップしない鈴木みのるは船木のスリーパーホールドで白目を剥き、完全に落とされます。パンクラスの試合はギブアップしなければ、骨をへし折られるか、殺されます。長くなりましたね。すみません。
プロレスライターのトシ・倉森さんに連絡して、新年会を兼ねて、久々に格闘談義でもしましょうか。