少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

938 車は財産2

僕の自慢話をひとつ。
今まで、新車を購入したことはないし、たぶんこれからもない。これが僕の自慢話のひとつです。
「車は一回でも乗ったら中古車になる」とは同級生の中古車ディーラーコクネモーターズのKくんの言葉。僕はそんなもんぜんぜん欲しくない。むしろ格安の中古車で十分。僕の条件は二つだけ「故障しない安全な車」。
あとは予算だけ告げコクネモーターズに探してむらう。で、来たのがセルシオでしたが、車種も色も年式もメーカーも全くこだわりなし。
自ら乗りたいと思う車種はなく、今、欲しいのはいつでも夜逃げができるキャンピングカーだけ。すでにコクネモーターズに発注済だが、まだ予算を伝えていない。
親父が死んで、玉突きで来た姉のお下がりのコルサ、暴走族の山ちゃんから10万円で買った族仕様のセリカリフトバック、友人記者がNYに赴任するため、頼まれて買ったBMW320i、これは2年落ちで180万円、最高にいい車で10年乗った。その後、親戚のおじさんにむらった8年落ちのオペル、25万円で買ったBMW320i、同業者にむらった日産バネット、そしてコクネモーターズから来た60万円のセルシオ・・・とまあ、こんなものかな。それなりに大切にしたけど土禁とか毎週洗車とか、そういう愛情表現はない。
先日、トヨジに車に乗せてむらった。「買い替える」という。
「お前確か、2年くらい前の誕生日に、自分へのお祝いに自分で買うた・・・って言っとらんかった?」
「ほだよ。けど、他に欲しい車が出たじゃん」
「だけど、お前の誕生日は10月だか11月だかだから、まだ一年ちょっとしか乗っとらんだらあ?(三河弁=乗ってないだろ?の意)」
「ほいだけど、他の車がいいだもんでしょうがないじゃんか・・・」
とトヨジは、また新車を買うだげな(三河弁=買うそうだ、の意)。
さらに、センチメンタルボボの車は僕でも知っている深緑のレンジローバー。アウトドア人間の羨望の的だ。このご時世にガソリンたっぷり喰らうローブリッドカーとはブルジョアなヤツ。でも奇遇だな、実は僕もレンジローバーの深緑を所有しているぜ。
ただし、僕のはエコなハイブリッドで燃費はゼロだ。もちろん新車で買ったぞ。値段は39800円。都内から出ることは出来ないがタイヤは二つついている。雨の日や寒い日には乗らないけど、確かにレンジローバーのロゴがボディに入っていたぞ。
6年間、活動を停止していた伊勢正三の復活アルバム「海がここに来るまで」から「さよならの到着便」。羽田空港から高速を都心に向かう車中、ハンドルを握りながら、彼女を想う大人のラブストーリー。こんな感じで運転したらカッコいい。
前回、お届けした長渕さんの「JEEP」のライブ映像。アニキのトークが良かったので、再度アップ。車の好きなみなさんへ、二曲続けて・・・。

「僕は今 君と同じスピード出して 離れずに走るから
 止まって見えるモノレール 君はまだ気づいてくれない・・・」
切ないなあ・・・。
PS・今夜もこんな時間まで、店でひとり、コーヒーの研究。あかん、何度淹れても納得がいかん。
「香り」「コク」「苦味」「酸味」この4つのバランスが上手く融合できません。これに「甘味」を加えるのは至難の業。ただし、極めたとして豆や焙煎工程が変わっただけで、全部パーになるんですけどね。
それでもドライブの途中で「コーヒーが無性に飲みたくなった」アニキのために、美味しいやつを淹れるように頑張ります。