少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

947 JALの逆襲

JALの逆襲が始まっていた。
過去の「少数派日記」で「JALの驕り」というタイトルでJALバッシングキャンペーンをさんざん続けてきましたが、どうやら、JALの経営陣が「少数派日記」を読んで、ようやく自らの「愚策」に気が付き、心を入れ替えてくれました。そうとしか思えないJALの改善に感動しました。
今回はマイレージでの航空券でしたが、まずはJALマイレージクラブのオペレーターがやたら親切。パソコン不得手のオッサンにも、懇切丁寧に指導してくれて、めでたくゲット。
電話予約だと2万マイル必要なところ、ネット予約だと10%セーブできる18000マイルで名古屋ー上海往復をゲット。HISでも3・5万〜5・5万円くらいかな。サーチャージは別途で約1・5万円。
2/22中部国際空港9:00発、上海浦東空港行き、JAL883便。ジャストオンタイムの離陸。案内に中国東方航空共同運航便と表示があり、一瞬嫌な予感に見舞われましたが、機材もCAも全部JALで「ホッ」。
選りに選って僕の隣の席が、僕よりでかいアンちゃんでデブ×デブで身動きが取れなかったことを除けば、すべてが快適でした。特に食事が豪華。
わずか3時間足らずの運航に、嬉しい松花堂懐石御前。その名も「百花繚乱(りょうらん)」。エコノミー機内食としては秀逸だったのでメニューを紹介します。
胡麻蓮根、豚肉と根菜のピリ辛焼き
・季節の野菜の吹き寄せ
・揚げだし豆腐生姜あんかけ
・肉団子、野菜の天麩羅玉子とじ
・春雨サラダ
・香の物
・俵ご飯(梅しらす
・みそ汁
デザート・ハーゲンダッツアイスクリーム。
飲み物はメルシャンですが赤ワインをオーダー
ユナイテッド航空の国際便ビジネスクラスで用意される和食懐石御前と比較しても料金格差を考慮すれば、驚きのグレードでした。
同じJAL便で成田ー広州で来た骨董商・拾得さんによれば、それでも昨年の便より味が落ちたそうだが、違う便なので、比較対象にはなるまい。
さらに驚いたのが、これまでエコノミーの荷物制限は通常20キロでサービス5キロ。都合25キロまでが許される範囲。ライバルのANAは30キロまでOKだったので、僕はANA便を利用していたが、なんと現在のJALは23キロまでの荷物を2個まで預けることができる。これもANAのキャンペーンや格安航空に対する対策だが、かつてのJALなら無視していたに違いない。
そして、もっとも嬉しいのは「カマボコ」のロゴを全廃し「鶴」のマークに戻してくれたことだ。どこのバカが考えたのか、あの「カマボコ」はいかんぜよ。「鶴」に乗って、はじめてJALに乗ったと言える。それはJALの誇りというものなんだよアケチくん。「鶴」コレクターとしては嬉しいね。一昨年、マジでJAL社長宛てに、そのことで手紙を書きました。乗り合わせたCAさんが、是非、そうしてくだされ、と申すので、そのような内容を書き、印刷ですが、返信もいただきました。
CAさん、地上勤務の方々は言うまでもなくJALANAともに間違いなく世界最高峰のサービスです。このサービスが続く限り、多少高くてもJALANAを利用させていただきたいと思います。
(たまには、ええことだって書くんです)
1000カウントダウン「12」