少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

974 光頭老さんと中国2

光頭老さま、返信ありがとうございました。
貴殿のHP「還暦・古稀のホームページ」より「独断と偏見」コーナーから「チュー国嫌い」の「長編スペシャル」を全巻拝読させていただきました。
これを踏まえた上で私の持論を改めて書きたいと思います。
興味のある読者の方は光頭老さんの記事を読まれた方がよろしいかと思います。記事内容は私も経験したことで、すべてが事実です。ただ、書かれた内容の時期が1993〜97の4年間と、その後の香港での2年間とのことです。
中国は2000年以降、アメリカ資本が大量に導入され変わりました。今はその当時と違います。
基本的な精神(国民性)までは、簡単には変わりませんが、たとえば、公衆トイレなどのインフラは、まだまだですが、当時とは見違えるくらい改善されました。僕はいつもリュックの中にトイパーを入れて歩くのですが、A店長曰く「上海ではその必要はもう要りません」とか。
光頭老さんの記事を拝読して、素直に感じたのは「怒りの中にある愛情」です。中国をより良くしてあげようという気持ちと、それを理解しようとしない中国人。長年培ってきた、彼らの風習、習慣、文化を変えるのは容易ではありません。それは仕方ないと思います。なぜならば、日本に普通にあるようなホスピタリティーにただの一度も遭遇したことがないからです。「良さ」を知らないから、次に進むという意味(メリット)がわからないのです。
おそらく、短期間でも日本で暮らしたことがある中国人なら、光頭老さんの指導を理解できると思うのですが、そうでない人には無理でしょう。
本当に「好き」か「嫌い」か、「性に合う」か「合わない」かの問題でしょう。
「住めば都」・・・という項もありましたね。長く住めば好きになれるか・・・否。という部分は僕も同感です。馴染めないものは馴染めない。
よく「安藤さんはどこに住みたいですか?」と聞かれます。
「お金に不自由しなければ間違いなく東京」。これが僕の一貫した答えです。
逆に住みたくない街はNYです。腑抜けた騒々しい観光都市としか僕の目には映りません。安城もダメです。たまたまトヨジとか昔の仲間が大勢いるので、居心地は悪くないのですが、それこそ性に合わないというのでしょか、刺激が無さすぎて生きて行けません。
中国はどうか?上海と香港はNYと同じ匂いがして、やはりダメです。ただ、僕が今いる広州のパンユという町は大好きです。ここだったら住みたいと思っています。古き良き日本の香りが混在しているからです。(このくだりは別項で書きたいと思います)。
住むにあたっては、衣食住が大前提です。光頭老さんのHPはこの項からはじまるのですが、僕は(身内ではない)他人が何を着ようが、何をしようが気になりません。熱さ寒さを凌げる程度の衣服、雨漏りしない部屋、空腹を満たしてくれる食事があればそれでいい人間なんです。
食の中で光頭老さんは、現地の中華料理は喰えたものではない、毎日はとても無理・・・とあましたが、僕なんか、ぜんぜん平気です。一食5元(65円)、ぼそぼそのご飯の上に、得体の知れない野菜と肉の混じった物体を乗せただけの弁当を一日3食、365日喰らう自信はあります。小学校の時の、あの学校給食の地獄と比較したら、相当、マシですから・・・(涙)。基本的にゲテモノ以外は現地の人と同じものを食するように努力しています。光頭老さんの記事にはゲテモノ=ヘビ、カエル・・・とありましたが、僕の場合、そのあたりはぜんぜんOKです。ただし、犬猫猿、虫類はお断りします(まだまだ甘いです)。
譲れないとしたら、あの金隠しのないトイレですね。ウオッシュレットは夢のまた夢だとして、最低でも洋式トイレが欲しいです。
今、年齢的にも語学を習得する最後のチャンスだと思い、深夜2〜3時間程度ですが、夜勤の看護婦さんたちに教えていただいています。5年以内に今の自分の英語レベルまでにする、と誓いをたてました。
そのために、許されるなら半年くらいは連続して現地に滞在したいな・・・とも。これまで、あまりにも優秀すぎる通訳ばかりだったので、僕の中国語などほとんど通用しません。善人商店のAさんに、最安値の下宿はいくらくらいか?と尋ねたら「キッチン、トイレ、シャワー、付き。ベッドを置いたら、それで終わりになる広さ。トイレのドアはなく、広さは安藤さんがしゃがめないかもしれないくらい。それでよければ月200元(2600円)の部屋を知っていますよ」と。う〜ん、食費を5元×3回×30日=450元。食住だけなら月650元(8450円)で生活できるなあ・・・などと真剣に考えています。
言葉を覚えたくなるほど、僕は中国が性に合っているのかも知れません。
(つづく)
PS・光頭老さんへ・・・HP拝読させていただきありがとうございました。事実は事実として、本当に性に合うか合わないかだけですよね。特に食事など、その最たるものでしょう。ちなみに僕は三河の外食は味付けが濃すぎて苦手です。トヨジなんか、その上にまたソースをどぼどぼとかけるので、僕にはついていけません。もうしばらく、持論を展開させてください。