少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

976 ジョン・カーターを観る

昨17日、昼間、ゴルフの原稿取材を終え、夜、日本では4/12公開のディズニー映画「ジョン・カーター」を僕の中国語の先生と観に行きました。
病院では一日に約一時間の治療を受け、多少、歩けるようになったので、外出が増え、今まで動けなかった分を取り戻すために、かなりハードなスケジュールです。ブログ更新が出来なくてすみません。光頭老先生からもメッセージ受け取りました。ありがとうございます。
さて、映画の話ですが、さすが世界のディズニーだけあり、最高に面白かったです。SF映画なので、知らない単語がたくさん出てきましたが、必死で中国語の字幕を追いました。右目で画面、左目で字幕、耳で英語、五感を集中させようと必死でしたが、流石は中国、上映中の携帯電話、メール、おしゃべりに飲食、みんなやりたい放題だし、それに対して誰も文句を言わない。「静にしろ!」なんて注意でもしたら、それこそメンツを無くした(注意された)人が激昂して、言い争いになることは明白です。この部分は光頭老さんでなくても、嫌気がさすのですが「Do in Rome as the Romens Do」(郷に入りては郷に従え)というわけで我慢の子。
本日3/21、続きを書きます。
ジョン・カーターの前は3/12(月)にやはり映画を観ました。時間的にこれが良かったので、何の映画かわからずに飛び込みました。
タイトルは「桃姐」(刷情映画)とありました。エッチそうなタイトルなのでドキドキ。
内容は中井貴一風の青年(40歳くらい)と、八千草薫風の母の母子愛の物語。広東語映画で字幕頼りです。場所は香港。物語の本質はこれから中国(日本も)が迎える最大の問題のひとつである高齢社会への問題提議。青年はテレビ関係の仕事をしており、経済的には裕福だが、多忙で老いた母の面倒をみることがままならない。母の承諾を得て、止むを得ず、老人ホームに入居してもらうのだが、香港は土地も狭く、満足な施設は少ない。母が入居させられた施設は老朽化の上、衛生面や食事も劣悪で、ヘルパーの数も少なく、日常的な問題が多発し、入居老人の症状もさまざまで、母はとても馴染めず「帰りたい」と涙を流しながら、息子にダイヤルするが、途中でダイヤルを止め、ひとり、冷たいベッドに戻る。ようやく、友もでき、施設に馴染んだ母だが、高齢者ばかりなので、日常的に、親しくなった友と死別していく。
息子は多忙を縫い、母に会いに行く。パーティーや食事会にも母を連れだし、綺麗な服を着せ、短いデートを楽しむ。優しい息子である。
母は結婚相談所へ行き、息子の花嫁を探すが、老人ホームに母がいるようでは・・・といい縁談に恵まれず、挫折する。そしていよいよ、そんな母子にもお別れの時が・・・。
主演・イエダ・シェン(有名な女優さんだそうです)
   リューダ・ホワ(歌手で俳優さん)