少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1016 原発と格安バス4

さて、来週、山形県鶴岡市に行くので、高速バスを予約した。昼間便がないので深夜便にしたが、往復で1万3570円だった。たぶん国鉄の片道運賃くらいだと思う。3列シートが条件なので割高でしたが、4列シートなら往復で8000円なんてのも。前夜、10:30に渋谷マークシティを出て鶴岡に早朝6:00着。駅前のプチホテル鶴岡(0235-25-1011)のご厚意で早朝チェックイン(本来は14:00チェックイン)。到着日も宿泊予定なので、本来なら2泊扱いですが、お願いしたら1・5泊扱い(通常は一泊4200円)で6300円、ありがたいことです。
も一度言います。格安が悪いのではなく、一般の人々はこのようにして自己の利幅を下げ、助け合っているのが、現状の世の中です。
そこで、話は一転して東京電力
電気料値上げ問題でもちきりの昨今ですが、バカも休み休み・・・である。東電をJALの時のように、一旦、解体させて、再生させるという手法がとれないのは、誰もが知る通り、「数多の天下り先」という伝家の宝刀を持つ東電ならではの匠の技、「ごっちゃん官僚」も将来は東電のアメ玉をしゃぶらせてもらいたいクチだから、誰も本気で解体などしようともせず、ただパフォーマンスごっこに奔走するふりをして嵐の過ぎるのを待っているだけ。
一般的サラリーマンの平均年収が400万円。あのJALでさえ、倒産以降は平均で500万円。だが東電のそれは570万円。単純計算で、一般人の実に42・5%増しの給料。極めて安易な単純計算だが、差額170万円に勤続年数30年を掛けると、生涯賃金の差は、最低でも5100万円。実際にはこれの数倍になるはずだが、ライフラインを人質に取り、ウムを言わせぬ値上げは恐喝以外の何物でもない。ましてや被災者に、それなりの保障開始しているというなら、多少の援護は拒まないが、当事者(東電)が美酒を舐め、国民が苦汁を舐める選択など、まかり通る道理は寸分もない。
そこで、東電は考えた。原発を再稼働していいなら、料金は引き上げなくて済みますよ。
「本当は安全じゃないけど、そんなこと言ったら、また世間にドヤされるから、とりあえず、絶対安全ですと言っておこう。それでいいですね、安全保安院
「まあ、仕方ない。我々も東電さんに食わせてもらっているので、とりあえず、そういうことにしておきますかな」「異論なし」
「んじゃ、全員一致で、安全ということで」
「これでええかな枝野くん」
「まあ、仕方ないですが、今のこと、くれぐれも他言無用で。特に文春と新潮あたりには」
「ムハムハムハ。正義感の強い保安院はすでにクビにしたから大丈夫だよ枝野くん。ところで、今夜はどの店に連れてってくれるんかのう?」

「そら、先生のお気に入りのミカちゃんのお店に決まってるでしょうが」
「う〜む、あそこはちと高いが大丈夫かいな」
「請求書は東電に回しますから。そのための独占だし値上げでしょう。電気止めたら、みんな死んじゃいますから、誰にも文句言わせませんよ」
「うむ。もっともじゃ、苦しゅうないぞ、枝野くん。お主もワルやのう、ウヲッホッホ・・・」
笑っている場合じゃないぞ(まだ続く)。